いよいよ男子やり投げ決勝です。決勝に出場する注目すべき選手を紹介していこうと思います。
まず、世界陸上北京2015大会の決勝なんといっても注目しておきたい選手は日本の新井涼平選手です。
予選では84m66cmと全体の2番目で予選を通過しています。このままの新井選手の力を出し切ればメダルが十分に狙いる状態でしょう。
昨年の長崎国体で86m83cmという日本歴代2位の記録を出してから調子が維持できている印象です。今年の日本選手権でも優勝し、絶好調で今回の世界陸上を迎えることができたのだと思います。
初めての世界陸上だからこそ、何も失うものはないという信念の下自分の力を出し切って欲しいと思います。そうすれば勝手に結果はついてくるでしょう。新井涼平選手がメダルを取れることを祈ります。
ジュリアス・イエゴ(ケニア)
6月にイギリスで行われたダイヤモンドリーグ第5戦において、イエゴ選手驚異的な記録をたたき出しました。ケニアの選手が90mを超えるビッグスローを記録したのです。 記録は91m39cmです。この記録は一度ファウルという判定になりましたが大会終了後、判定が覆り正式な記録として残りました。
やり投げで90mオーバーの記録はアフリカ人初の快挙だそうす。
ケニアといえばマラソンや10000mなど長距離種目が強いイメージですが、イェゴ選手の活躍により「長距離以外でも勝負できるんだぞ」という強い思いを胸に決勝ではベストな力を出してくることでしょう。