【3.11の心理学】東日本大震災から5年。震災をきっかけに愛を深めた恋人たち。

 

2011年3月11日、東日本大震災の衝撃は今も皆さんの記憶に焼き付いているかと思います。

地震による津波の影響から、近年で大変規模が大きい地震となりました。被災地の人々は家を失い、家族を失い、津波による原発事故の影響で地元を離れることを余儀なくされた人は多いです。

しかし、そんな世の中的に悪い状況の一方で、喜ばしい出来事も起きていました。 当時、ニュースでやっていたので、知っている人も多いと思います。

震災後に結婚する人が急増したのです。

これはなぜでしょうか。実はこのことに関して、人間の心理的な理由が密接にかかわって起きた現象だったのです。今回はそんな「震災後に結婚する人が急増」した理由を自分なりに調査した結果を元に、心理学観点から考えていければと思います。

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危ない目にあって初めて大切な人の存在に気づく

先ほどもお伝えしたとおり、東日本大震災後に結婚した人が増えました。それによって婚約指輪や結婚指輪などの結婚関連の商品やサービスの売上げが増加したといいいます。

人は命の危険を感じるほどの出来事が起きた時に初めて大切な人の存在に気づかされるものです。失って初めて大切なものに気づく系の事です。

それまで友達付き合いだった人を一人の異性として意識し始める。付き合って期間の長いカップルが、結婚になかなか踏み切れなかったのに、互いを大切な存在として再確認し、結婚を決断するということが起きてくるのです。

つらいときほど大切な人のそばにいたい

人は常に誰かと仲良くなりたい・親しくなりたいという親和欲求があります。

で、震災時には不安で、一人でいることは非常に心細いものです。家族や友人、あるいは恋人など親しい間柄の人のそばにいたいという親和欲求が高ぶっていきます。

人間として安心感のある人のそばで過ごすことで、少しでも不安や恐怖から逃れたいものです。そして一緒に支え合いたいと思うのは当然のことといえます。 家を失い、仕事も失ってしまった人も多くいました。そうなるといちばん身近な家族、友人、恋人だけが自分にとって唯一の憩いの場となったのです。

なので震災後に結婚を決意する人が増えた一番の理由として、親和欲求を満たそうとする行動だったといえます。

また、結婚を決意する人が増えた背景として吊り橋効果が働いたことも影響しているのではないかと僕は考えています。

吊り橋効果とは吊り橋のように不安定で恐怖を感じる状況下に男女が一緒にいると、吊り橋の恐怖感のドキドキと恋のドキドキを錯覚してロマンチックな状態に陥りやすいという心理的な現象です。

震災の恐怖感が吊り橋理論の効果によりカップルの愛をより深めたのかもしれません。