最高の新年をスタートさせるための年末の過ごし方 & 新年度の目標の立て方【メンタリストDaiGo】

2017年。今年もあと残すところ2日です。

本格的に年末に入ったということで、ちょうど今年一年を振り返り、おもいおもいの時間を過ごす人が多いのではないでしょうか?

失敗ばかりで、悔いの残る年だったなーとか。

あるいは、新年に立てた目標がクリアできた良い年だったなーとか、いろいろな思いで年末を過ごす人がいると思います。

そのようにして、年末になるとみなさん一年の振り返りをする人が多いと思いいます。

「今年はこれができなくて悔しい思いしたなー」とか、「彼女できなかったー」「彼氏できなかったー」みたいなのはよく聞きますよね。

じつはこのような年末に「自分を責めるような振り返り」あんまり良くないと言われています。

なぜかというと、年末にネガティブな振り返りをすると、年始もその状態が続くので、幸先の良いスタートを切りづらくなってしまうからです。

では一体どうすればいいのか?それはこれから詳しく説明していきます。

今回はメンタリストDaiGoさんがニコニコチャンネルで放送していた「最高の新年をスタートさせるための年末の過ごし方」という内容を紹介していきたいと思います。

ちょうどこの年末の時期にピッタリのテーマだったので紹介しないわけにはいきませんからね。

それではいきます!

年末の振り返りは「何か成し遂げたこと」を書き出す

今年を振り返るにあたり、何も成し遂げられなかったなというネガティブな人がいるでしょう。

しかし、そういう人でも何かしら成し遂げたことだったり、成果を上げたことはあるはずです。

人間は褒められるとやる気がでるものです。

といわけで、今年一年で何か成し遂げたことを書き出してみましょう。

成し遂げたことを噛みしめることで、セルフコンパッションにもつながり、自信を持って年始を過ごせるようになります。

セルフコンパッション
自分をあるがままに受け入れて、自分に対してやさしくなること。自分を受け入れて褒めてあげることで自信がついてくるようになる。

時間の使い方を振り返るのも大事。

何を成し遂げたかというところに重点をおくのも大事ですが、時間の使い方について振り返るのも最高の年始をスタートするためにも大事です。

今年一年間の時間の過ごし方を振り返ることによって、実際やらなくていいことに気づくはずです。

例えば、メンタリストDaiGoさんがお話ししていた内容を例に出します。

DaiGoさんは2017年、年12冊の本を出版しようと目標を立てていたそうです。

ですが、実際はそれよりも少ない本の出版スピードだったと言います。

実際は年に12冊本を出版するという目標に達してはいませんが、収入が落ちたり、仕事が減ったりと、案外トラブルなく過ごせたと言います。

このことから、DaiGoさんの立てていた目標はいきすぎていて、年12冊という出版スピードでなくても十分に収入は安定することがわかったと言います。

何が言いたいのかというと、DaiGoさんは自分の収入を安定させるには別に年間12冊のスピードで本を出版する必要はないということです。

つまり、現状の収入を維持、あるいは向上するためにもっと出版スピードを遅くする時間の過ごし方でも問題ないということに気づいたのです。

なので、今年これあんまりやれなかったなーとかという後悔はあると思いますが、やれないことがあっても全然大丈夫だと思います。

時間を作るには何をやめるべきかを決めないと作れませんよね?

Aをやるには、Bという選択肢を諦めなければできない!とやらないことを決めて初めて本当にやるべきことが見えてくるはずです。

僕個人的な話としては、もう少し人との付き合いの時間を大事にした方がいいなと振り返ったりしてます。

今年は心理学の検定を受けてみたり相変わらずブログ執筆したりと、室内にこもって勉強することが多かった一年だったような印象。

勉強する時間を持てたのはいろんな面でスキルアップできたと思うけど、やはり孤独を愛することはできなかったようです。来年は人付き合いをもっと大事にしたいと思います。

今年できなかったことはまだ間に合う!デッドライン効果

あー!時間がない!時間がない!といっているそこのあなた!

時間がないことはいいことですよ!?

タイムリミットはあなたの行動力を最大化させる力を持っています。

これは心理学で言うデッドライン効果と呼ばれるものです。

人は時間がないほど、自分の力を最大限に発揮させやすくなります。

ちなみに僕はそのデッドライン効果を使って、大学時代の就職活動を成功させました。

具体的には大学4年の時に授業も部活もバイトもなくて暇すぎて就活に力が入らなかったけど、バイトを初めたことで自分を忙しくさせたら就活のスケジュールをしっかり立てるようになり、内定ゲットみたいな感じです。

このように就活だけではなくて、デッドライン効果を使って年末を過ごすのもいいでしょう。

例えば、この本読めなかったーというがあったら、死に物狂いで読んでみるとか。

また、持ち物を半分にするチャレンジしてみるとか。年明けまでの2日間で部屋のものを半分にするチャレンジとか。

デッドライン効果のポイントは1つにすること。より具体的な方がいいです。

たとえ失敗したとしても、年末にがんばったという事実が来年の自信につながります。

年末にフライングスタートすることが大事

陸上100mでフライングすると失格です。

ですが、年末に来年の目標をフライングスタートさせることは、最高の年始をすごすためには重要。

理由は年末に来年度の目標のための行動を起こす人はあまりいないと想定されるから。

普通の人がやらないことをやると、人は自信がつきます

来年の目標をカウントダウン前からやることで自信につながるので、ぜひフライングスタートしてみてください!

目標の立て方はWOOP法で決まり

年始に向けて、年末はフライングスタートするのがいいっていうことはわかったけど、具体的にどういう目標行動を立てたらいいの?っていう人に向けてお話しします。

目標の立て方はWOOP法という目標計画のフレームワークに沿って組み立てると良いです。達成率が2倍くらい上がるとメンタリストDaiGoさんは力説していましたから。

WOOP法での目標の立て方は以下の通りです。

やりたいこと・願望(Wish)を決める→▼成果(Outcome)を決める→▼障害(Obstacle)を考える→▼障害の対処法(Plan)を考える

例えば、英語をマスターしたいという願望があったとします。

英語をマスターしたということ判断するための成果地点として、アメリカ人の彼女をゲットするとします。

ですが、その成果を達成するまでの障害は?と考えると、仕事が忙しくて勉強できないとか、英語の発音がクソ下手とかがあったりするとします。

で、それらの障害に対する対処法を考えるのが行動計画です。この行動計画を年始に向けて年末にフライングスタートをすると自信が持てるようになるはずです。

リバース・エゴ・ディプリーションがいい

先ほど、目標の立て方を説明してきましたが、もう1つ良い目標の立て方を紹介します!

それは自分で試練を用意してレベルアップしていくはずだ!と考えるやり方です。

まず試練を設定し、試練リストを作ります。

その試練を乗り越えるとレベルアップしてくと考えましょう。

これは考え方の問題です。

「難しいことを乗り越えると成長する」という考え方をすることで、集中力上がるようになり、意志力も上がるようになります。

この考え方はリバースエゴディプリーションといって、国民性によって変わってくる側面があります。

例えば、アメリカ人は難しいことにチャレンジすればするほど、集中力が低下し、作業の効率が低くなるという傾向にあります。

しかし、インド人は難しいことにチャレンジすればするほど集中力が増し、作業の効率が高くなる傾向にありました。

つまり、これは考え方の違いだけで、インド人の方が試練を乗り越えれば乗り越えるほど、自分はレベルアップしている!という考え方が強い国民性を持っていると考えられるのです。

なので、あなたもインド人を見習って、試練を用意し乗り越え、レベルアップしていくと考えましょう!

やる気をキープする方法

先ほどまでは目標の立て方を説明しました。

だけども、目標に向かって行動を起こしていると途中でやる気がなくなってしまう時期ってありますよね。

そこでこれから、そのやる気を低下させないための心理学的な方法を紹介します。

まず、目標達成のために0〜10までのプロセスがあったとしましょう。

人は半分くらいの進捗になるとやる気がなくなってくるときがありますよね?

そうならないために、モチベーションの種類をあらかじめ知っておく必要があります。

まずモチベーションというのは2種類。

「これをやる!っていうモチベーション」と、「これをやらないというモチベーション」です。

「これをやる!っていうモチベーション」はポジティブモチベーションと呼ばれ、「これをやらないというモチベーション」はネガティブモチベーションと呼ばれます。

ゴールが見えてきたらネガティブモチベーションを使うことによってモチベーションは保ちやすくなります

新年からの流れで考えてみます。

新年、つまり一年の前半部分は「これをやる!」というポジティブモチベーションを使い、5月くらいのやる気が低下してくる時期に「これはやらない!」ネガティブモチベーションに切り替えるようにするのです。

このようにして、モチベーションの使い分けはとても大事なものになってきますので、ぜひ新年からの行動計画にお役立てくださいませ。

プリコミットメントで目標達成の邪魔者を排除

次は、またモチベーションつながりの話になると思います。

それは目標達成までに障害となるものをあらかじめ想定しておき、それを排除することで、目標達成率を高めようという考えです。

例えば禁煙だったら、あらかじめライターを捨てようとかそういうことです。

ツイッターやFacebookなどのSNS中毒になってしまって見ないようにしたいんだったら、アプリを消すとか。

これら、意外と強力ですよ。

どうしても誘惑に負けてしまい、勉強等に集中できない人へ

よく、家で勉強したいけど、部屋にゲームや遊ぶものがあるので、ついついそれに手を出してしまうというひとはいるでしょう。

そういう人にうってつけのものがあります。

それは「タイムロッキングコンテナ」です!

タイムロッキングコンテナとは中にものを入れておける箱のことです。そして、2時間とか4時間などタイマーをセットしておける機能があり、そのタイマーの時間まで箱が開けられないような仕組みになっているのです。

例えばゲームとか、勉強の誘惑になりそうなものをタイムロッキングコンテナの中に入れておき、タイマーをセットして、時間がたたないとあけられないようにさせます。

そうすることによって、やってはいけないことから抜け出せるきっかけが作れるようになります。

また、年間の目標を達成しやすくなるポイントとして、1月を頑張ってみる目標をつくるというやり方があります。

1月に設定した目標をしっかり達成していると、それが自身になって以降の2月3月も続けやすくなるのです。

まとめ

いろいろ話ていきましたが、結論としてシンプルにいってしまえば「年末は成し遂げたことを振り返り、かつ来年度の目標を立ててフライングスタートで行動を起こす」です。

ではみなさん良いお年を

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