会えば会うほど好きになるのはなぜ?単純接触効果(ザイアンスの法則)がお互いの距離を縮める。

基本的に人は会えば会うほど相手に好意を抱きます。

例えば、あなたが大学生であればゼミで毎回会う仲間は一緒に一つのことを頑張っているので、否定的には捉えないはずです。


そういう相手に対しては会えば会うほど相手との距離は縮まっていくものです。部活動であれば、チームワークを発揮する場面があるならば、その瞬間に仲間と協力して何かを成し遂げる機会が何度もあることでしょう。

逆に、一ヶ月に一度程度しか会わないような人に対しては、なかなか相手に対する感情が高まりにくいことはあなたの経験からもわかるでしょう。

このようにその人と会う回数を重ねるごとに、好意が増していく現象を心理学では単純接触効果、あるいはザイアンスの法則と呼びます。なぜザイアンスという奇妙な名前かというと、単純にザイアンスという心理学者が発見した理論だからです。

見ているだけで好意度がどれくらい変わるのか?ザイアンスの実験

ちなみに、ザイアンス氏は単純接触効果を証明するためにいくつかの興味深い実験をしています。それは下記のような実験です。

12人の大学生の写真を被験者に回数を分けて提示させました。そのあとに、大学生の写真に対する評価(7段階評価)をしてもらい、好意度がどれだけ変わるのかを調べました。

ちなみに写真の提示回数は0回、1回、2回、5回、10回、25回です。

結果は回数を多く提示されればされるほど写真への好意度が高まったのです。つまり、25回大学生の写真を見せた場合の好意度が一番高かったのです。

ザイアンス氏の実験からも、接触回数を増やすことと人への評価は密接な関係にあることがわかります。下記のグラフは写真の提示回数と好意度の関係を示すグラフです。

2008-06-01

このように接触回数を増やすことは、相手から見える印象を良くし人間関係を良好に保つためにも重要だということが考えられます。

相手に自分のことを意識させる回数を増やす

では会えば会うほど好きになる原理を、日常生活で活用する方法についてお話しします。

まず、相手と親密になるための根本的な考え方についてお伝えします。

それは相手にいかに自分のことを意識してもらえる回数を増やしてあげられるかです。実は変な話、何も毎回、お互いに会わなければいけないかと言うと、そういうわけではありません。

相手の頭の中にあなたのことを想像させる回数を増やしていけばいいわけです。会わなくとも単純接触効果を有効に働かせ、相手との距離を縮めることは可能です。

例えば、わかりやすく恋愛でいうと

相手とのLINEのやりとりを頻繁に行う。 相手が家で使ってもらえるようなモノをプレゼントし、実際に使ってもらうことで潜在意識の中に自分を意識してもらうようにするなどが効果的です。

人は一度に長い時間一緒にいる時より、複数回会う回数を重ねていく方が親密度が増すことも分かっています。会う回数を重ねていく方が相手の警戒心が薄れ、より打ち解けることができるようになるからです。

ほんの些細なことからでも、自分を意識してもらえるように努力をし、人間関係を広げるきっかけにしましょう。

 

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