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パンダアップデートを徹底解説!
SEO対策をしている方なら一度は聞いたことがある言葉でしょうこのパンダアップデート。何だかWeb用語としては変わった名前をしていますよね。なぜこんな名前になったかというと、サイトの評価について白黒ハッキリさせようという意味ではなく、ビスワナス•パンダ氏という人が中心になってアップデートに作り上げたからだそうです。
サイト運営について、一生懸命にサイトを更新していたのにもかかわらず、悲しいことに突然順位が下がっていた。そんな事態が起きたときはもしかするとパンダアップデートの影響を受けてしまっているのかもしれません。検索上位を狙っている方なら気をつけておきたい事の一つですよね。
パンダアップデートとはGoogle検索エンジンが定期的に行っているアルゴリズム変更の一種です。どういうサイトが評価を受け、どうなるのかというと以下の2点になります。
・質の良いサイトの順位を上げる
・質の悪いサイトの順位を下げる
上記二つのような、サイト内部に関する要素を主な対象としてアルゴリズムの変更を行うわけです。
もう一つペンギンアップデートというものもありますが、そちらに関しては
話がややこしくなると思うので別の記事で切り分けてご紹介することにします。
どういうサイトが影響を受けるの?
パンダアップデートでは影響の受けやすいコンテンツというものがあります。まとめると下の4つの特徴に分類されます。
支離滅裂なコンテンツ
ワードサラダのようなコンテンツはパンダアップデートの影響を受けやすいです。コンピューターを使って文章を自動生成して作り上げたコンテンツは文法はだだしいけども意味が支離滅裂なものなので、ユーザーにとってみれば全く有益な情報ではないのです。そのため評価が下がる対象になってしまいます。
転載されたコンテンツ
評価を上げるために人気のあるサイトなどから記事を無駄複製し自分のコンテンツとして公開することはいけません。複製コンテンツと判断された場合は複製した側が評価が下がる対象となります。記事を書く際は絶対にパクりはせず、自分独自の視点と目的をもって進めていきましょう。
誘導目的のコンテンツ
アフィリエイトをやっている方ならやってしまいがちなこの方法。リンクをクリックさせるために中身の薄い内容になってしまうことがあります。
『たった3週間、好きな物を食べながらラクラクダイエット!こちらをクリック!』などの誘導目的ばかりのコンテンツは低評価の対象になります。
無駄にアフィリエイト広告を貼る
アフィリエイト広告自体が悪いわけではありませんが同じ広告を大量に貼り付けているコンテンツがある場合はオリジナル性が薄いと判断されます。それによってパンダアップデートの対象になる可能性が高いと考えられます。
パンダアップデートの目的とは
Googleはユーザーが一番ほしい情報を検索結果に表示させることを理念として掲げています。ユーザーのことを第一に考えて質の良いサイトはより上位に、質の悪いサイトは下位に移動させることで常にユーザーの期待に応えようとしているのです。そのような目的から検索順位を決定する仕組みが定期的に改良されています。
いつパンダアップデートが起こるのか
ではいつパンダアップデートがおこなわれているのでしょうか?現在は約1ヶ月に1度の更新がされているそうですが、これについてはGoogleからあまり告知がないため正確な頻度は分からないのが正直なところです。
最近だと公になっているパンダアップデート情報では6月2日~3日にシアトルで行われた『SMX Advanced』というイベントがありました。そのなかで次のパンダアップデートが起こなわれるのは2~4週間後であるとの告知がありました。ちょうど今の時期に行われていると予想できますね。そのイベントでのGoogleのお話によると、パンダアップデートは毎月更新したいそうですが、未だに手動で更新しているようで結構大変だそうです。
まとめ
今回パンダアップデートに関する内容をいろいろとお伝えしました。パンダアップデートの対象になる基準や目的から確実にいえることは、先にもお話した通り、ユーザーにより良い検索結果を提供するためのパンダアップデートであることがわかります。
ラクして検索順位を上げるために行う全ての行為はペナルティの対象になることでしょう。上位表示が実現するのは丁寧にコツコツとコンテンツを作り上げた場合であるということが、今回おわかりいただけたかと思います。