
いよいよ明日(8月24日)、世界陸上北京の決勝種目があります。男子棒高跳です。その中の優勝候補のフランスのルノー・ラビレニ選手についてお話していきます。

弟は今年のフランス選手権では棒高跳で3位に入っている実力者です。

他の選手にはない特徴として、踏み切った後にはポールを大きく曲げて跳ぶスタイルです。圧倒的な助走スピードからのぐにゃりと曲げながら身体をバーの上まで運んでいくのです。みていて思わず「うわっ、かっこいい」と言いたくなってしまいます。
これは他の選手にはない高いポール操作技術です。言い方を変えれば大きくポールを曲げる分、他の選手よりポールが曲がっている時間が長いのがラビレニ選手の特徴でもあります。
ポールの曲げる時間が長いと記録にどう影響を与えるかというと、自分の身体をポールの反発に乗せていくことができるのです。しかし、この長い時間ポールを曲げるというのは非常に高い技術が必要です。大抵の選手は長い時間ポールを曲げることに成功しても、その大きく曲がった分のポールの反発を上手く自分の身体をバーの上まで運んで行くことができないのが普通です。
■身体能力が抜群
ラビレニ選手はYoutube上で動画をアップしており、棒高跳選手としての高い能力を生かした動画が載せられています。たとえば跳躍後の空中での一回転や、棒高跳の助走路にハードルを置いた上で助走をして跳躍するといった面白い動画がアップされています。もし興味があればご覧ください。
ラビレニ選手の趣味に首を突っ込んでいきたいと思います。ラビレニさんは大がつくほどのバイク好きだそうで、バイクレースにも参加するくらい大好きみたいですね。そしてバイクが好きすぎるのか「バイクスーツで棒高跳をしてみた」的な動画を見つけたので是非ご覧ください。すごいですね笑
棒高跳の施設を作っちゃったみたいです。
なんと大胆な人なんでしょうか。そして自宅で棒高跳を楽しんでいる無邪気な様子を映した動画を見つけましたので興味があればご覧ください。
跳躍成功後の喜び方が大胆
ラビレニ選手は試合中の感情表現が結構大胆です。特に跳躍が成功した後は全身を使って喜びを表現することが多いです。今年7月のダイヤモンドリーグで6m05cmの跳躍に成功した後の喜び方がまさにそんな感じでした。下にその時の動画を貼っておきます。
最後に
決勝に出てくる選手は強い選手がたくさんいます。若手のカナダのバーバー選手(7月のDLで5m90cmを記録)、前回世界陸上覇者であるドイツのホルツデッぺ選手。その中でも僕の推していきたい選手はフランスのルノー・ラビレニ選手です。
ラビレニ選手は年間を通して記録が安定した選手で、国際大会では非常に強い選手です。
しかし前回、前々回の世界陸上共に世界ランキングトップだったことから優勝候補に挙げられ、様々なメディアに取り上げられていましたが、いずれも世界陸上でのタイトルは手にしていません。今回こそは是非優勝を狙ってほしいです。
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