最近、カフェや空港、駅構内などでインターネットを利用できるようになってきました。それはwifiスポットという無料のアクセスポイントがあるおかげです。世の中、非常に便利になりましたよね。しかし、どんなことにもリスクは転がっているものです。wifiスポットも例外ではありません。
実は何気なく使っている無料のwifiスポットが個人の大事なデータが読み取られる危険性があるのです。今回は安全にwifiを利用するために危険なwifiの見分け方、安全にwifiを利用するための対策をご紹介します。
目次
危険なwifiスポットとは?
まずはじめに危険なwifiスポットとは一体どういったものなのでしょうか?それはセキュリティ保護がされているか否かで変わってきます。
セキュリティ保護がされているかどうかの見極め方ですが、その無料アクセスポイントが「暗号化」されていればセキュリティ保護されている状態になります。逆に暗号化されていないようであれば危険な無料アクセスポイントということになります。
危険なwifiスポットの特徴として暗号化されているアクセスポイントであれば接続する際にパスワードを求められますが、危険なwifiの場合はパスワードなしで接続できてしまいます。なのでパスワードなしで接続できてしまうアクセスポイントは例えるなら丸裸の状態のため、誰もが情報を抜き出せる状態といえます。
暗号化されているwifiスポットか確認する方法
それでは実際に暗号化されている安全なwifiを確認していきましょう。
Windowsであれば、PC画面右下のこのアイコンをクリック 。

すると今いる空間に存在しているwifiスポットが一覧で現れます。

盾のアイコンのあるものがセキュリティ保護(暗号化)がなされていない丸裸なwifiです。このシールドアイコンのwifiをクリックしてみましょう。すると「このネットワーク経由で送信される情報は他の人に読み取られる可能性があります」というように丁寧に教えてくれます。
逆にシールドアイコンがないものは暗号化されているwifiなのでセキュリティ保護がなされているということになります。しかし、セキュリティ保護がされていても危険な場合があります。
セキュリティ保護がされていても情報が読取られる可能性も
セキュリティ保護(暗号化)されているwifiスポットでも十分に外部からの脅威から逃れられているとは限りません。
なぜかというと同じパスワード利用してアクセスポイントを共有しているケースは、他の人にデータを読み取られる
危険性があるからです。利用者同士であれば、もしも悪意のある人がいた場合に通信内容を解読できてしまう可能性があるのです。
ではどうすれば安全にwifiを利用できるのか
会員情報やクレジットカード情報などの大事なデータのやり取りを行う際は「SSL通信」を利用するようにしましょう。
「SSL通信」とは自分のPCと閲覧しているサイト間の通信内容を暗号化して外部の脅威から逃れるための通信の仕組みのことです。「SSL通信」であれば自分のPCと閲覧しているサイト以外は内容を見ることができないので非常に安全です。
「SSL通信」が行われているサイトを見分ける方法はサイトのURLが「https」で始まるサイトです。
「http」で始まるサイトはSSL通信が行われていないことを意味するので悪意のある人がいた場合にデータを読み取られる可能性がありますので注意が必要かもしれません。
インターネットは便利ですがその分、危険がはらんでいるので安全な対策をとった上でインターネットライフを楽しんでいきましょう!
