ウェブプロモーションを打つ上で顧客理解は成果をあげるために必要なプロセスになります。
ですがこの顧客の視点に立てていないウェブマーケッターが意外に多いものです。今回は初心に帰ったつもりでウェブマーケティングの基本をおさらいしていこうと思います。
『もう十分に理解できているよ』というそこのあなたも、ひょっとしたら見落としている部分があるかもしれません。
この記事は全てのウェブマーケティングの基本をお伝えしているので、目を通しておいても損はないと思います。
なぜ顧客理解が必要か?
顧客視点はかなり重要です。例えば、ECサイトであればサイトに集客させる、そこから購入・会員登録、をスムーズにユーザを誘導させる上で非常に大切な役割をもちます。
ではなぜそこまで重要ななのでしょうか?それはあなた自身がいちユーザーとしてサイトを閲覧している時を思い返してみればわかると思います。
ユーザーの視点に立ったとき、あなたはどんなサイトだったら魅力的であると感じますか?
ビジュアルがかっこいいとか文字が大きく見やすいなど、いろいろあると思います。
しかし最終的に自分のほしい情報が載っているサイトをあなたは魅力的だと感じている はずです。
その『魅力的』、言い換えれば顧客のことを十分に理解してサイト集客していることが重要になります。
想像してみてください。あなたは今、日々の睡眠不足に悩んでいるとします。
その悩みの解決策を探そうと、Googleで「睡眠不足 原因」と検索しました。検索結果から自分の悩みが解決できそうなサイトがないか吟味しています。
タイトルからそれらしい情報(タイトルにKWが含まれている等)が載っていそうなサイトが見つかりクリックしたあなた。
しかし、リンク先の内容が「睡眠不足の原因についての内容というよりも、いきなり睡眠不足が改善するという枕の売込みばかり」。
あなたの求めていた「睡眠不足 原因」については書かれてありませんでした。
睡眠不足を解消するために、まず自分の睡眠不足の原因を把握したかったあなたにとっては、それと内容がかけ離れたページだったのです。
この場合、WEBマーケティング失敗といえます。
つまりこの場合、「枕の売込みページ」を作った人はユーザーの求めている情報を意識せずにサイト制作をしていたことになります。
これではユーザーの知りたい情報とサイトページに記載されている情報の関連性が薄いので、ページからユーザーが離脱していく のも当然のことですよね。
このようなユーザーの欲求と合致していないサイト制作や広告出稿は行わないでください。
なぜならアクセスしてきた顧客が自分の悩み、あるいは欲しいという欲求とかけ離れた内容だと不快感を覚えるし、混乱を引き起こすことでしょう。
そうなるとユーザーにとって時間の無駄であるし、サイト制作者にとっても見込み顧客を逃してしまっているので非常にもったいないことです。
何が言いたいのかというとユーザーの欲求を的確に捉えていないサイトを作ったり、そのようなWEB広告を出稿しても成果がほとんど望めない ということです。
物事はシンプルに考える
今回のウェブマーケティングの基本の話に限ったことではありませんが、物事を理解する上でシンプルに考えることは大切です。
ここまで色々とあなたにとって難しいことをお話した部分があるかもしれません。
しかし、今回の内容ではシンプルに理解した方が理解が早まり、今後のウェブ施策を実行するために欠かせない考え方となるはずです。
つまり難しいことは抜きにして考えます。
今までの話をシンプルにまとめるとSEOやWEB広告などを行う際に気をつけることとして、『自分が提供する情報=ユーザーの求めている情報 』にするということを頭に置くといい結果が出ることでしょう。
実際やってみるとわかると思いますが、ブログでいうと日記のような情報発信(自分勝手な情報発信)では成果が出しづらいことが実感できるはずです。
自分が提供する情報は、ユーザーの求めている情報とできるだけ合致させるようにしましょう。
