世の中知らないことだらけです。
だからこそ人は色んな知識とか能力を身につけようとしますよね。知った方が絶対にお得と思っているからです。確かに知識や知恵はあった方が役に立つことが沢山あると思います。
しかし、逆に知りすぎたことで不幸せを感じてしまうことがあります。あれ、おかしいですね。幸せになろうとして身につけた知識のはずなのに、嫌になってしまうことがあるのです。これは知りすぎたことによる弊害とも言えるかもしれません。
僕も、数ヶ月前から趣味で心理学を学び始めてから、相手の気持ちをある程度予測して発言したり、行動したりするようになってきました。でも実際あんまりいいことばかりじゃないんです。
例えば心理学では仕草などの行動から相手の気持ちを読み取ることができるのですが、自分が話しているときに僕に興味のないような仕草をされると滅入ってしまう時があるのです。これは僕からしてみれば、知らない方が幸せだった真実です。
実際相手が僕の話に興味がないからそういう仕草をしているのかはさておき、心理学の本に書かれていたような、人間が不快感じるときに出る特有の仕草をされることは、やはり落ち込んでしまうことがあるのです。
以前は色んな知識を身につければ、かっこよく思われるだろうし、世の中の何もかもがわかって幸せだろうと思っていました。正直僕はそうは思えない人間になってきました。
— タツヤ (@WebTatsuya) 2016年6月12日
何でもわかってても、不幸せな気持ちになる事実が存在する世の中において、様々な知識を身につけることが果たして幸せなことなのでしょうか?僕の意見に限らず、あなたも似たようなことを一度は思ったことがあると思います。
— タツヤ (@WebTatsuya) 2016年6月12日
逆に知らないから、損をしている事実もあります。例えば、あなたが今アパレル関係の店員さんであまりアパレル業界に向いていないと感じているとします。でも、実はあなたの才能はアパレル業界ではなく、Web業界にあったとします。
その事実を知らなければ、ずっとアパレル関係で働いている可能性が高いですよね。でもWeb業界に適性があるということを知ったら、すぐさま転職し、Webディレクターとして活躍し、幸せな人生を送れるかもしれません。今紹介したことは、知らないから不幸せになっているパターンです。
そんな事実があるからこそ、知らない方が幸せという考えに従っていくことも、これまた不可能です。
言ってることが矛盾してるかもしれませんが、僕が思うに世の中は知らないことが多いから最高に幸せなんじゃないかと考えています。そもそもすべてを知ったらワクワクできないです。なんでも思い通りに予測できたらつまらないです。
以前書いた記事「【心理学】人生少しでもギャンブル性がないと楽しくない。」で紹介しましたが、人生は少しだけギャンブル性があった方が楽しく過ごせるものです。
