[Twitter]拡散を狙える質の高いTwitterのフォロワーを増やす方法

Twitter(ツイッター)の拡散イメージ

近年、企業でTwitterの運用が盛んですよね。その中でしっかりと自社の話題を拡散できている企業とできていない企業がいます。その差はいったいなんでしょうかね?

Twitterキャンペーンはやってはいるものの、リツイートやフォロワーは増えたがなぜか肝心の売り上げにかつながらない、そんな悩みがあると思います。

そうならないためにもSNS担当者としてなんとか結果を出さないといけませんよね。そんなサラリーマンの手助けになりそうな本を見つけたので当記事で紹介します。

それは「僕らはSNSでモノを買う(著者:飯髙悠太)」です。

この本はTwitterをはじめとするSNS上で発生する口コミを活用して企業がどうすれば売上を上げられるかを著者の経験でをベースに語られた本です。著者はあの大手ウェブマーケティングメディア「ferret」の元創刊編集長だった飯髙悠太さんですので興味深く読ませていただきました。

Twitterの拡散の鍵はフォロワー数が少ないユーザーとの接触

フォロワーを増やす考え方としてよくあるのが、なるべくフォロワー数が多いアカウントに拡散されるように頑張るという方向性がありますよね。

たしかにフォロワー数が数千〜数万単位などのインフルエンサーに自社の話題を拡散してもらえたら、一攫千金があり得るかもしれませんね。ただ、それは再現性が低くビジネスとしてあまり成立しないでしょう。

実はフォロワー数が少ない方がリツイートなどの拡散をしてもらいやすい可能性が高いんです。

フォロワー数が少ない方が拡散が捗る理由を理解するには、Twitterユーザーが他のユーザーとどんな関係でつながっているかを想像すればわかりやすいと思います。

LINEで友達から連絡が来たら当然のことながら返信しますよね。なぜでしょう?それは身近な人だからですよね。つまり優先度が高く信頼があるから。見ず知らずの人から急にLINEが来ても、もちろん信頼関係がないので対応する気は起きない(対応優先度が低い)のは当然のこと。

このLINEのような関係性がTwitterでも存在しているという事です。

小規模サイズのフォロワー数がいるアカウントと接触できれば、先ほど説明したLINEのようなつながりの強さを利用できるので、リツイートなどの反応が得られやすいと言えるのです。(実際に「僕らはSNSでモノを買う」の著者の経験から得られた結論)

プライベートグラフのユーザーを大事にせよ(リツイートやリプライ)

著者的にはTwitterのアカウントの種類としては、フォロー数に応じて3つの種類があると言います。それは下記のようなアカウントです。

①プライベートグラフ(フォロー数150人くらいまでのアカウント)

②ソーシャルグラフ(フォロー500人くらいまでのアカウント)

③インタレストグラフ(おおむねフォロワー500人以上のアカウント)

上記の中でいうと①プライベートグラフに値するユーザーが最も拡散性が高いと言えます。なのでプライベートグラフの規模感をもとTwitterアカウントに対してリプライしたりリツイート、フォローなどしたりすることで拡散のスパイラルを狙える確率が上がるという考え方です。

もし自社の商品サービス絡みのツイートをしてるユーザーがいれば積極的にリツイートやフォローしてあげた方がユーザーとして企業の公式アカウントから反応をもらえたという事でもうれしいはずです。今後の口コミも期待できます。

また、これまでアカウントのフォロー数目線で拡散してくれやすいかどうかの見極めポイントを共有しましたが、今度はフォロワー数に注目して拡散してもらいやすいユーザーかどうかを考えていきましょう。

僕らはSNSでモノを買うの著書で紹介されていたデータとして一つ存在してるのが、フォロワー数が300人以上のアカウントは全体の10%しかいないと言います。

これが何を意味しているのかというと、大体フォロワー数が300人以上いるユーザーはリアルな場で面識のない人にフォローされていると考えられます。

つまり、趣味や興味関心でのつながりでフォローされている可能性が大きいという事になります。

なのであまり拡散見込みが薄く、最終的に自社の商品サービスの利用に至る見込みも薄いと考えられるんです。

よりツイート数の多いユーザーはさらに拡散見込みが高い

これまでTwitterで拡散のスパイラルを起こすためのコツとして、フォロー数やフォロワー数に注目して接触するかどうかの視点を持つことが大事だとお伝えしてきましたが、もう一つ重要なポイントがあります。

それはツイート数が多いユーザーに接触するという視点も併せて持つと拡散見込みが増すというお話。

なぜなら普段からツイート数が多い=Twitter上でのコミュニケーションに対するハードルが低いと考えることができるからです。

以上で拡散されやすいユーザーの見極め方をご紹介してきました。

この記事を読む前ではTwitter上での拡散のされ方のイメージとして、誰か特定のインフルエンサーがリツイートしてくれたことがきっかけでその爆発力が発揮されていたと思われがちだと思います。

ですが実はそうではなく、意外とリアルな知り合いベースをきっかけに鎖のようにリツイートが連鎖していくことでバズりが形成されていくという事がわかったと思います。

企業Twitterを運用されているサラリーマンがいましたら是非参考にされてみてはいかがでしょうか!

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