職場に苦手な人は大体一人はいるでしょう。
苦手程度であれば接し方を少し工夫するだけで対処できるかと思いますが、次元が違う人があなたの職場にはいないでしょうか?
その人がプロジェクトにかかわると、いつも人間関係のトラブルに発展し、仕事の進行が遅れてしまうということに発展してしまうケースも。
もうその人と関わりたくないが業務上、どうしてもうまくやっていかなければならない場合はどうしたらいいのか?
その人とうまく人間関係のトラブルなくコミュニケーションをとる方法を知りたい。
今回はそんな職場の人間関係の問題児と思っている人が、社内の人間関係をぶっ壊す人にしっかり当てはまってしまっているのかどうか、特徴と対処法を紹介します!
目次
職場の人間関係が悪くなる原因
人間集団にいる限りどうしても利害関係が発生してしまうもの。これが人間関係が壊れることと関係しています。
僕らは家族をはじめとする学生生活などである程度社交性は身に着けてはいるものの、やはり人間は個人の利益を最優先してしまうものです。
上下関係があったり、個人目標、スキルアップ、生活できる給与があればそれでいい、給料を上げたい、昇格したいなど社員それぞれがその組織で働く目的は違うんです。
人間は個人の利益を追求する生き物である以上、組織の中で人間関係のマネジメントを気にせずに過ごしていると職場での人間関係の悪化は必然といえますね。
職場の人間関係を壊す人の特徴
さきほど職場の人間関係について原因をお伝えしてきましたが、その上で次に人間関係を壊す人がどんな行動や発言をしやすいのかを6つまとめました。
ぜひご自身の職場で当てはまる人がいないか確認してみてください。
自己主張が強い(こだわりが強い)
自己主張が強いということは自分の意見を押し通す行動力があります。
自分の意見を押し通すということは周りから見れば自分勝手に映りますね。
人間、自分勝手な人を嫌う傾向にありますので人間関係悪化へまっしぐらです。
なぜなら、自分だけ利益を得ている人を卑怯者だと思ってしまうからですね。
自己主張が強いということはそれだけ自分の意見を押し通しつけている=自分にとって都合の良い状況に調整しようとしているということほかなりません。
他人に責任を押し付ける(他責)
先ほどの続きのようなものですが、自己主張が強い人の特徴の一つに他者のリソースを奪うというものがあります。
やはりこれも周りのリソースばかり奪う自己中心的な人と認定され、反発が起きやすくなります。
他者がやったことをあたかも自分がやったかのように見せるパターンも他責にあたります。
周りへの相談が少ない
周りへの相談がないのも嫌われる人の特徴です。
なぜなら人間は自分の知らないものはきっと悪いことが起きてるのでは?と思い込む傾向があるからです。
これを心理学的にはマム効果と言います。
「マム効果」とは?
人は自分の知らない領域があると悪い方向についつい考えてしまう人間心理のこと。例えばカップルの話であれば、連絡頻度が遅くなると浮気してるんじゃ?と思い込む心理がこれにあたる
周りへの相談がないまま失敗する姿だけを見ると、準備不足だからじゃね?とか、さぼってたからなんじゃね?と思われやすいということです。
仮にプロジェクトなどが失敗したとしても、本人はそれまでのプロセスで素晴らしい動きをしていたのにも関わらずです。
周りは自分のプロセスをどう見せるかは私ウェブねこの経験上けっこう重要です。
見せ方の一つとしての「相談」が足りないと信頼されなくなるということが起こりやすくなってしまうんです。
憶測で物事を語る
憶測で物事を語るのも人間関係が悪化しやすいです。
これを別の言い方でいうと思い込みが激しい人ですね。
基本的に僕のようなマーケティングの仕事では実施した施策の検証から次の施策を考えるというプロセスで意思決定を繰り返します。
憶測で物事を語るコミュニケーションをしている人の特徴でよくあるシチュエーションとしてはこうです。
上記のような人がいるとプロジェクトがスムーズに進まないぞ、ということで人間関係が壊れる原因になるんですよね。
他人の悪口を言う
人の悪口を言う人は気持ちが良いものではありませんよね。
もしかしたら自分も言われてるかも…とどうしても思ってしまうものです。
たくさん悪口を言う人のそばにいる機会が増えると事態はより深刻になります。
何かというと、自分がその人の悪口を聞いてあげるためのストレス発散カウンターのような認定をされてしまうことです。
そうなってしまうとその人間関係破壊神と協力関係が結ばれてしまい、その人との人間関係がより辛くなっていく羽目になるんです。
尊敬されてるという話を聞かない
尊敬されてるという話を聞いたことがないのも人間関係をぶち壊す特徴のある人でしょう。
その人に対する評判としてポジティブな話を聞いたことがないというものです。
これはその人が真の人間関係をぶっ壊す度合いを把握する客観的なパラメータになるので自分は大いに参考にしています。
自分なんかは最近部署異動したためこの手の情報は参考にして仕事を進めるようにしています。
誰一人としてポジティブな評判を聞かない場合は、その人は本当にトラブルメーカー的な存在としてどの組織に行っても問題を起こす問題児になる可能性が高いでしょう。
職場の人間関係を壊す人とのコミュニケーション
これまで職場の人間関係を壊す人の特徴を紹介してきました。
その特徴に当てはまる人間が職場にいるのなら、今後その人とどう接するべきかを考えなければいけませんね。
では、職場の人間関係を壊す人への対処法が3つあるのでご紹介していきます!
すべての行動に理由を用意する
全ての行動に理由を喋れるようにするのは一見大変なだけと思われるかもしれませんが、それ以上にメリットが大きいと考えてます。
なぜなら細かい部分に答えられるようにする方があとあと楽だからです。
自己主張が強いがために仕事とは関係なしに私欲のために矛盾を突きたがる
それに対応するために必要なのが自分の行動に理由を用意するというのが有効なわけです。
例えばどんなタスクをこなす時も自分自身にこういうふうに問いかけるようにします。
「今から行うタスクは周りからそれをやった理由や目的を十分に説明できるか」を問いかけることです。
めんどくさいかもしれませんが、これをしないと危害を加えられます。
また、この問いかけはすべての人間関係で信頼感を得られる重要な思考なのでおすすめです。
相手の承認欲求を満たすコミュニケーションをする
人間は誰しも周りから認められたいと思うものです。
もちろん人間関係を壊す人にも有効です。
特に人間関係を壊しやすい人は自己主張が強い分、この承認欲求も強い傾向にあります。
なので主張を受け入れてあげる伝え方を心掛けると、自分に危害を加えられることはだいぶ減ります。
枕詞を入れる
枕詞は何か指示出しをお願いしたい時や確認をとるときに有効です。
なぜなら承認欲求を満たしてあげることにつながるからです。
何かお願いされるときに自分への配慮を感じられる接し方をしてもらえると気持ちよく仕事を引き受けられますよね。
「お忙しいと思いますが」とか、「すでに動いてくださってると思いますが」など、相手の事情に理解を示す一言を添えてあげると、危害を加えられる確率が減っていくものと感じます。
まとめ
今回は主に職場の人間関係を壊す人の特徴を6つご紹介してきました。
基本的には自己主張が強いことが軸となって人間関係を壊しがちな破壊神が形成されているんだなとという理解で十分だと考えています。
ぜひ円滑な職場の人間関係の構築にお役立ていただけると幸いです!
AとBのどちらの結果に転ぶか予想しづらいレベルの施策ってありますよね。
これまで経験したことない新たな試みに対してです。
例えばマーケティング部で打つ広告用のバナーのコンセプト案を決める会議があるとします。
経験した事がないため社内に役立つデータがない状態。
いろんなやり方はありますが、このプロジェクトの検証を進めるには仮でもコンセプトを決めて実行フェーズにいち早く持っていのが優先事項でしょう。なぜなら社内に参考データがないためです。
ですが憶測で物事を語る人というのはデータもないのによく議論を煮詰めたがります。自分の意見をなかなか曲げようとしないという事です。