2月17日にイギリスで男子60mの日本記録が誕生しました。
イギリスのバーミンガムで大阪ガスの川上拓也選手が60mにおいて5秒54の日本室内新記録を達成しました。
今までの日本記録は1997年の朝原宣治選手が記録した5秒55でしたが、川上選手はその100分の1秒更新したということです。
川上選手が走った レースの勝者がア60mのアジア記録を保持している蘇炳添選手が優勝しましたが、川上選手は4位に食い込みました。
下記が川上選手が出たレース動画です。
【室内日本新記録】
IAAF indoor Tour
第5戦バーミンガム大会
◆男子60m
川上拓也(大阪ガス)6秒54の室内日本新記録をマーク!1着 SU 6.47
2着 PRESCOD 6.53
3着 RODGERS 6.54
4着 川上拓也 6.54 pic.twitter.com/k4QD0e1LFX— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2019年2月17日
素晴らしいですね。
川上選手といえば、たしか去年に未来モンスターという将来世界で活躍が期待されるアスリートを紹介するテレビ番組で登場したことを筆者は覚えています。
ついにその期待が本格的に開花しそうなタイミングに来ているかもしれません。
とうか日本記録を出した時点で超活躍してますし、100mにも期待がかかります。
川上選手といえばスタートが持ち味な印象だった
川上選手は去年の全日本実業団陸上に決勝第3位に食い込んだ選手です。
川上選手のレースをしっかり見たのは去年の全国実業団陸上の際ですが、その時の川上選手の印象は「スタートダッシュはやいなあ」という感じでした。
実際の2018年全国実業団の大会を見て見ても(下記動画)、川上選手はスタートが得意な山縣選手を差し置いて、レース前半をリードしていることがわかりますね。
それくらい速いので、川上選手のスタートには定評があったと思います。
あまり知られていないかもしれませんが、高校生の時から全国大会では上位に入賞しているアスリートです。
とくに最近特に頭角を表すようになって来たという感じで、日本記録まで出すようになったというわけです。
今年からは100mで山縣選手や桐生選手などの日本トップ選手たちと本格的に争うレースが期待できるかもしれませんし、記録にも期待がかかります。