告げ口が原因で職場の人間関係が悪化してしまうケースってありますよね。
でも誰が告げ口しているのかわからず、モヤモヤするときがあると思います。
また告げ口の犯人はわかっていて、職場の居心地が悪い。一刻も早くそれをやめてほしいと悩んでいる人もいるかもしれません。
この記事ではそんな職場で悪事を働く告げ口をしてしまう人がどんな特徴をもっているのかを心理面から解説していきます。
そして、もし告げ口する人がいると判明した場合、その人とどう接していけばいいかがわかりますので、興味のある方はぜひ読み進めてみてください。
目次
当記事で語っている「告げ口」の定義とは?
まず職場における告げ口を語る前に、読者の皆さんとすり合わせておきたいことがあります。
それは告げ口の定義について。
なぜなら、事前に話の軸を共有しておかないと読者のみなさんが求めてる情報と、この記事が提供したい情報が食い違っている可能性があるからです。
この記事で語っている告げ口とは秘密や過失をこっそりと伝えることです。
揚げ足取りに近い意味合いかもしれません。
目的として相手を陥れようという意識が前提にあるのがここでいう告げ口にあたります。よく間違いやすいのは仕事の重要なミスを伝える、仕事上での悪事や不正などを伝えるのは告げ口には当てはまらないです。
告げ口定義の確認をした上で、問題なさそうであれば読み進めてもらえればと思います!
告げ口する人の心理的特徴とは?
告げ口の定義がわかったところで、次はそうした人の心理について紹介します。
告げ口しがちな人というのは明確な特徴があり、それが4つ存在しているので紹介します。
基本的に一つの要素だけで告げ口には発展はしにくいと思ってください。
いろんな要素が重なることで、告げ口という行動に発展する方がケースとしては多いでしょう。
それでは早速ご紹介していきます。
充実してる人が羨ましい
告げ口する人の心理としてまず特徴的なのが他人が羨ましいと思う気持ちが強いということです。
仕事や人生が充実してる人を見ると羨ましいのでその人の評価を下げたいと思ったり、何かトラブルが起きないかといつも願っています。
結果、告げ口という行動を選んでしまうわけです。
楽しみたい
告げ口する人の心理2つ目は「楽しみたい」とという心理が強い傾向があります。
特徴として暇な人が多い傾向にあります。
なぜ暇な人が告げ口しやすいのかというと、「自転車置き場効果」だと考えられます。
人の秘密や過失というのは気になるものですよね。
「自転車置き場効果」とは?
組織において人は難しい話題より簡単な話題についつい議論したくなるという心理のこと
暇だからこそ何か面白い話題はないかと情報収集に明け暮れていろんな人とコミュニケーションをとる傾向も見てとれます。
メンタルが不安定な人
告げ口する人の心理の3つめはメンタルが不安定な人です。
告げ口を通じて自尊心を守るという行動をとっているとも言えます。
基本的に人間は精神が不安定になると自分の身を守るためにおいしいものを食べたり買い物をしたりなどでメンタルを安定させることがありますが、人によっては告げ口という形で自分のメンタルを守る行動に走ります。
寂しがり屋
さみしがり屋の人も告げ口する人の心理として共通しているものがあります。
その欲求を満たすために下記特徴があります。
- おしゃべり
- 承認欲求が強い
- 仲間を増やしたがる
告げ口する人や、告げ口しそうな人は上記が当てはまることが多いので是非あなたの職場でチェックしてみてください!
そして自分の自分の身を守れるように注目しておきましょう。
【接し方】職場に告げ口する人とは仲良くしよう
これまで告げ口する人の心理と特徴をお話してきました。
基本的に職場においてはマイナスな影響が大きいので注意が必要です。
あなたににも悪事を働く可能性がありますからね。気を付けてください。
あまりにもツラい場合は自分自身の考え方で気持ちが楽になることがあります。下記記事で詳しく紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
職場の人間関係で悩んでいた僕が効果を実感したたった3の考え方
じゃあ、次に職場の中でそうした人がいる中で自分がどう振舞えばいいか?と注意点を紹介します。
演技をする
告げ口がいるような職場において、その本人とは仲良くしていきましょう。
え?仲良くするとか余計なトラブルに発展しそうな気がするけど大丈夫?と思ったあなた。
はい、大丈夫です。
なぜ仲良くするのが大事かというと前述した「告げ口する人の心理的特徴とは?」を踏まえた行動をとることが重要だからです。
それが「告げ口する人、しそうな人」とは仲良くするアクションということです。
安心してください、公私混同仲良くするとかまでしなくていいです。
逆にそれは危険です。なぜならトラブルが起きた時に周りから共犯者と認定されて職場に居づらくなるリスクが高まるからです。
その人を仲間外れにすることなく、仕事だからと割り切って仲いいふりをするだけで大丈夫。
[注意点]仲良くはするが、最低限のコミュニケーションに止める
次に注意点です。さきほど職場で告げ口する人とは仲良くした方が良いとお伝えしましたが、逆に仲良くなりすぎると危険だと警告しました。
その注意の仕方として心掛けることを紹介していきます。
それは、告げ口する人と接するときの話題を仕事だけに絞るよう集中してみてください。
より具体的に言うと報連相をだけを頑張るようにしましょう。
なぜかというと下記3点の理由があります。
- 結局、告げ口するような人は仕事とは関係ない私利私欲を満たすために行動してるため、そういう人とつながっても意味がない
- 報連相という最低限の接触であれば仕事の一環として割り切れるため、あなたの辛さを軽減できる
- 告げ口する人も仕事としてちゃんと接してもらえてると思ってもらえれば、いざ人間関係のトラブルが起きた時に巻き込まれるリスクを最小限に抑えられる
職場における最低限のコミュニケーションについては、下記記事の「人間関係は深めるな、ドライでいい」の見出し部分でも解説しています。
ある考え方をやめると職場の人間関係のストレスが劇的に改善される3つの対策
上記、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は職場の人間関係で告げ口をする人の心理的特徴と、その対策についてご紹介してきました。
いろんな要素が重なることで、告げ口という行動に発展する方がケースの方が多いと考えられます。
基本的には告げ口する人と関わっても良いことはありません。
見方によっては告げ口されるということは、その人の改善ポイントが浮き彫りになるとも言えますが、鵜吞みにする必要はないと思います。
なぜならこの記事でいうところの告げ口とは相手を貶めようという意図なので、基本的にはそこから学ぶメリットはほぼなしと見た方が良いと思うからです。
それよりも自分が告げ口するような人にならないよ学ぶ姿勢を持つことだと思います。
反面教師として尊敬のまなざしで人間観察すると自分の行動が変わり、キャリアアップにつながるきっかけになるかもしれませんね。