最近中国で話題になっている新型肺炎ですが、被害がますます広がっている印象を受けますね。
中国では現在春節で日本へ来る中国人観光客が増える、Tik TokなどでやYouTubeなどのSNSで筆者は最近毎日コロナウィルス、新型肺炎の情報を見聞きします。
しかし、今回はそんな新型肺炎コロナウィルスのみならず、もう一つ気をつけないといけない部分があるとマーケター目線で感じることがあります。
それは「フェイクニュース」です。
マスメディアやSNSなどでデマ情報が流れること
フェイクニュースは近年問題になっていて、世界的に見ても各国の政治を脅かす影響力になっています。
今回の新型肺炎、コロナウィルスに関しても「バナナを食べると新型肺炎に感染する」であったり、「イチゴを食べると予防になる」などとデマ情報も同時に拡散されるようになっています。
中国国内でもそうですが、日本でも新型肺炎のリスクを考えると軽くパニックになっている情勢の最中ですから、本気で信じてしまう人もいるでしょうね。
今回はこのようなデマ情報を信じやすい人の特徴 、そしてなぜ人はそのようなデマ情報に騙されてしまうのか?
最後にそういったフェイクニュースに騙されないための心得 を私マーケターの視点からご紹介します!
【デマ情報】どういった人がフェイクニュースに騙されるのか?
まず一つ目のデマ情報、フェイクニュースに騙されやすい人の特徴からお話ししていきます。
これは今回の新型肺炎のニュースに限らず、今後このようなニュースをどのような視点で見ていけば適切な判断や行動を取れるのかにつながります。
結論から言うとフェイクニュースなどに騙されやすい人の特徴としては「情報媒体への理解がない人 」です。
これです。はい。
よくある対策としては「確認が取れない情報は信用しないこと」などが挙げられます。
確かにその通りなのですが、SNSやマスメディアなどの情報媒体の特性を理解していれば一つの情報に振り回されずに一歩引いた判断ができます 。
昨今、スマホの爆発的な普及で国民のネットリテラシーが向上しているかと思いますが、一個抜けている視点があると考えています。
それが情報媒体の理解 なのです。
ネットリテラシーとはいってもツイッターやフェイスブック、YouTubeの使い方が分かっているだけで、その媒体が発信している情報がどういった特徴があるかに目を向けて自分で考えている人がかなり少ないと筆者は見ています。
人はなぜデマ情報に騙されるのか?
次になぜフェイクニュースのようなデマ情報に人は騙されるのかをお話します。
それは「社会的証明 」と言われる人間心理に関わるものが原因として大きな割合を占めると考えられます。
人の判断は周りの行動や意見に左右されやすいと言う心理。みんな一緒の心理
社会的証明は人間の本能に司るような逃れられない本質的な性質です。
特に今回の新型肺炎のニュースによって、急速に情報拡大が進んでいるような類ものはフェイクニュースの餌食になってしまうことがよくあります。
なぜかというと社会的証明によって人が一番影響されやすい場面というのが、「その情報に確信が持てないとき 」です。
つまり、自分が持っている情報に自信がないときは周りの声が正しく聞こえる のです。
これがフェイクニュースに人が騙されやすいポイントになります。
フェイクニュースに騙されないための心得
ではこのようなフェイクニュースのようなデマ情報に騙されないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?
結論からいうと、「メディアの特性を日頃から勉強し続けよう 」という話になります。
正直いうとこういう考え方で一気にフェイクニュースに騙されないとか、かならず正しい情報が手に入れられるなどという裏技はないと確信しています。
それはネットの普及によって誰もが情報発信者になれた以上は自分も情報に振り回されないように情報媒体の特徴を理解する努力が必要だからです。
なので、これを読んでいるあなたも勉強をしましょう!
勉強は面白くて、贅沢な最高の時間です。
それでは次回の記事でお会いしましょう!
情報元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000559-san-hlth