副業と聞くと、何か後ろめたさを感じる人がいると思います。
確かに今でも企業は副業を禁止しているところは多く存在しますが、近年では副業を禁止する企業は減ってきているのが現状です。
なので世の中としても副業は受け入れられつつあるということです。
そんな状況の中で副業をやらずにいるのは勿体無いとぼくは思うのです。
時間がないとかやりたい副業がないなど、やらない理由を一生懸命考えてはやらないことを正当化している人もいると思いますがもったいない。
そして、副業に踏み切れない1つの理由として、一体世の中でどれくらいの人が副業に取り組んでいるのかわからないというのがあると思うのです。そういうことを知れば、副業にチャレンジするための後押しとなると思います。
というわけで、今回は世の中でどれくらい副業に取り組んでいる人がいるのかを知ることで少しでもご自身の副業チャレンジの背中を押してあげられれば幸いです。
2018年は副業元年?政府が副業を認めた年
そもそもの話ですが、最近副業が受け入れられるようになった1つの理由として去年から本格的に騒がれ出した「働き方改革」があげられます。
今までは政府が掲げているモデル就業規則というものの中で「副業禁止」という項目が削除されたということが影響が大きいでしょう。
今までは「本業に支障をきたすんじゃないか」、「情報漏洩のリスクがあるんじゃないか」など、色々な理由をつけては副業を許しませんでした。
政府レベルで今まで副業を禁止していた背景があったので、上記のような理由で副業がやりづらいとうい現実があったのですが、2018年から副業解禁となり、より働き方が自由になったと言えます。
世の中でどれくらいの人が副業に取り組んでいるのか?
そこで気になるのが世の中でどれくらいの人が副業にチャレンジしているかです。
マイナビが2018年に行なった503人を対象にした調査によると、副業をしていますか?していませんか?というシンプルな問いに対して以下の結果がでています。
出典:マイナビ
副業をしている→29.6%
副業をしていない→70.4%
約3.3人に1人はなんらかの副業をやっているという結論になります。
で、その内容を見てみると例えばコンビニなどの肉体労働系やアフィリエイトなどのネット系、FXなどの投資系など人によって様々な副業がありました。
中には漁師のアルバイトで月5万円稼いでいるとう人も。
そしてメリット・デメリットを聞いたところ、メリットは「お金が増える」でデメリットは?と聞いたところ「眠い」という回答がありました。
副業によりけりでしょうが、やはり副業は基本的にある程度肉体的にも精神的にも消耗するのでしょう。
でも、すくなくともアルバイトのような時給制の副業とアフィリエイトのような成果報酬を比べると、成果報酬型の副業の方が生産性が高いと考えられます。
もちろん自分の頑張り次第で結果は変わってきますが、結論、副業をするなら本気で取り組まないと、それこそ本業に支障をきたす可能性があります。
副業を始める際はそれなりの覚悟が必要なようです。
次に副業をすることによるメリット・デメリットを考えていきましょう。
副業のメリット
それでは副業のメリットデメリットを考えていきます。まず、メリットから。
- スキルアップにつながる(ものによって)
とくにインターネット関連の職業につている方であれば、インターネットビジネスに挑戦しやすいので、本業のスキルアップにつながります。
- お金が稼げる(もちろんだけど)
副業なので当たり前ですが、本業以外のお金が稼げますね。嬉しい
- 勉強できる
多くの場合は副業をやることで知識がつき、経験できることも増えます。今後の人生の中で活かせるタイミングも増え、自分の可能性が広がるでしょう。
- 空き時間を有効活用
本業以外の時間を副業に当てるので、今まで家に引きこもってたり、遊んでいた時間や通勤時間などを有効活用できます。もっと時間をうまく使って稼ぎたくて何か行動したいなと考えている人は、何かしらの副業をとりあえずやってから専念する副業を考えていくのも1つの手です。
- 心に余裕ができる
本業だけとりくむ場合と比べて、金銭的な余裕が出るので、心に余裕ができます。心に余裕ができると、いろんなことに取り組もうというチャレンジ精神も育まれることでしょう。
副業のデメリット
次にデメリットについてご紹介です。
- 本業に支障をきたす可能性がある
これは1番注意点でしょう。特に副業に取り組んだ初期段階は注意が必要です。やはり単純に本業以外の労働時間分+副業という時間を過ごすので体調管理などには気をつけないといけません。
- 確定申告の処理がめんどくさい
副業をするにあたり、年間で20万円以上の所得を得ている場合は確定申告が必要です。ここで重要な考え方が所得に対して申告すべきであるという点です。つまり、儲けた金額から経費(儲けるにあたってどれくらいお金を使ったか?)を差し引いた金額を申告するという意味なので覚えておきましょう。確定申告の内容については他に詳しい方が書いた記事がありますので、そちらを見ていただくとわかりやすいです。
副業で年20万以上稼いでも課税されない場合と、20万以下でも申告が必要な場合の違いを徹底解説!
- ものによって初期投資がかかる
基本的にアルバイトやアフィリエイトなどは、初期投資はなしで始められるものがあります。ですが、駐車場経営やアパート経営など不動産関係は初期投資が必要なので、そういったジャンルに興味があるという方は注意しましょう。」