人は後悔する生き物だけど、なるべく後悔したくないものですよね。
死ぬ瞬間の5つの後悔という本をご存知でしょうか?
簡単にいうとこの本はオーストラリア出身の介護師が、死ぬ間際の人たちと一緒に過ごした時間の中で得た人生の教訓を本にしたものです。
この著者の人は人生について考えさせられる内容を元々はブログという形発信し、それが世界中で反響がありました。
特に「死ぬ瞬間の5つの後悔」という内容は世界26カ国に翻訳され本になっています。
それだけ人気があるよいうことは、それだけ関心を持つ人が多く、みんなにとって重要なテーマの1つなのでしょう。
今回はその本の内容から感じた筆者自身の気づき「先延ばし」について備忘録的な形としてまとめていきたいと思います。
みんな当たり前のことを当たり前として捉えすぎ
人はずいぶん後々になって過去の出来事が人生の分岐点だったことに気づかされる ことがあります。
何気ない上司の一言が自分を変えてくれるきっかけになってたりとか、部活でコーチのアドバイスが競技力向上に役立ってたわとか、あと5秒トイレを我慢していたら今の恋人とは出会ってなかったんじゃないかとか。
今思い返せば、あの時こうしていたら今の自分があるんだな的なことを実感するタイミングがあると思います。筆者だけかな?
もっというと、自分の親や祖母、さらに先祖代々から、そのようなちょっとした行動や発言が積み重なれば積み重なるほど、未来の結果は大きく変わってきます。
過去の1つ1つの選択が今の友人関係や恋人関係、仕事や生活習慣などを作り上げていると思うと、今この瞬間を無駄にはできないなと思えますよね。
筆者の個人的な場合でいうと、最近では身内が亡くなったり、映画「君や膵臓を食べたい」を見たり、今日冒頭でご紹介した本もしかりですが、死について考えさせられる機会が多くなってきました。
普段みんな生活してていつか自分が死ぬことなんか意識せずにのんびり生きてます。
筆者もその一人です。
でもそうやって今自分が生かされていることを当たり前のこととして捉えるのはもったいない 気がしてならないんですよね。
死ぬ瞬間の5つの後悔を読んで思いました。
みんな当たり前にご飯食べて、当たり前に友達と遊んで、当たり前に仕事できてて、当たり前に呼吸して、当たり前に地球に住んじゃって、普通に生きてると全てのことが当たり前に思ってしまってるのが先延ばしの原因 になったりもする。
でも、かといって明日自分が生きれるなんて保証はどこにもないからっていって、気になる人に片っ端から告ってみたり、ナンパしたり、有給全部使って地球一周旅行してみたりとか、そうやってやり残したこと全部やろうとすんのも違うと思うけど、そこはちゃんと今後のことも考えにゃならんよね。
じゃあ、どうすれば大事なことを見逃さずに済むのか
死について考えるとかなんて不謹慎なヤツだと思う人がいるかもしれません。
でも考えてみてください。
みんないつか死ぬんですよ?
早いうちから死ぬことについて考えた方が自分のやるべきことの優先順位が見えて、先延ばしをしにくくなる はずです。
これは人生を味わうって意味でとっても良い ことだと思うのです。
人間てわかっていてもできないっていうのがありますが、優先順位を決めることに関しては本当に肝に銘じないとダメだと思う。
死ぬことに対していつまでも目を背けてたら、それこそ「あれやってけばよかったぁぁぁくっそ」みたいなことは目に見えてます。
人間て失って初めて大切なものに気づくと思うので、なるべく若いうちに死について、真剣に考えてみると自分が今まで悩んでたことなんて、ちっぽけなことに見えて前向きになれたりもします。
そうすれば計画してた旅行だって延期にならないし、もっと友人と連絡を取り合って楽しく過ごせるし、他人の目を気にすることがどれだけバカらしいことだったか、などがハッキリと分かるようになります。
なのでこれを読んでいる人も自分は生かされてるだということを思いながら生活するとモヤモヤした気持ちが軽減されて本当に自分が必要なことが見えてハッピーに過ごせるはず。