【文章心理学】なぜ文章が人を動かす・誘導させるために有効なのか。

こんにちは。

最近、僕は心理学を学んでいく中でブロガーの視点に立ってみると、文章が人を説得させるための最高の方法なのではないかと考えるようになりました。そこで今回は心理学立場から見た文章が人を行動に導くために有効な理由をお話ししたいと思います。

みなさんは普段、文章を書く際はどういうことを意識して書いていますか?

多くの人が行き当たりばったりで書いてはないでしょうか?もし行き当たりばったりな書き方をしているのならば、この記事を最後まで目を通すことをおすすめします。まず、文章の本当の役目を知っていただきたいからです。

それは「読み終わった後に目的の行動をしてもらう」ことです。しかし、例外はあります。正確な内容が求められる大学の論文などです。論文は内容の正確さが何より重要であるし、内容に対してツッコミが入らないようにしなければいけないからです。なので文章の本来の目的である「行動してもらう」ことは必要ないです。

文章が社会を動かしている

現代社会ではインターネットの普及で、ますます文章に触れる機会が多くなりました。

その中であなたも仕事ではメールや企画書の作成でたくさんの文章に関わり、何かしらの形で会社の利益に貢献しています。プライベートにおいてもLINEで友達とメッセージを送ったり、通販から商品購入を検討する際、まず文章を読んでカートに入れるかどうかを決めます。欲しいものが見つかったら入力フォームに移動して購入手続きを行う。文章は私たちの生活にはなくてはならないものです。

このように一人一人の文章を生み出す作業が、社会全体として正しく機能していくための要素といえます。この社会をも動かす文章の力は強烈です。

文章は人を誘導させやすい

あなたはメラビアンの法則を知っているでしょうか?

メラビアンの法則とは人の印象は55%が視覚(見た目)38%が聴覚(話し方や声のトーン等)7%が言葉(話の内容)で決まってしまうというというものです。

なので、人と対面で話す際は自分が一生懸命に喋っていたとしても、話の内容から伝わる印象はたった7%しか伝わっていないということになります。さらに言うと、人は学習した内容について、次の日に覚えていられる量というのが3割ほどだといいます。厳密に言うと28%です。

つまり、極端に言うと、好きな人に身振り手振り声のトーンを良くし、「好きです!」と告白したとします。その「好きです!」という内容については7%の印象しか残らず、次の日には1.96%しか覚えていないことになるのです。これは悲しい事実です。人は見た目が9割とよく言いますが、実際には9割以上は見た目や雰囲気で人の印象は決まってしまうことになります。

一方で文章はというと、相手の印象を決める情報が文字しかないです。視覚情報や聴覚情報は削ぎ落とされます。なのでうまく書けば、相手の心に刺さる文章が書けます。

心に刺さるということは行動に移してもらえやすくなるので、自分の思い通りのことを読み手にさせることができます。しかも文章は次の日も見ることができます。なん度も見返すことで、いつでも記憶がよみがえります。相手に思い通りの印象を残し、行動につなげてもらえるのです。

その証拠に世の中にはブログライター「イケダハヤト」さんなど、文章だけでご飯を食べていけるほどのお金を稼げている人もいます。 なので文章は対面した時より相手に影響を与え、自分の生活を豊かにすることもできる素晴らしいものだと思います。

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