台風はどこかワクワクしませんか?とても理不尽だと思われる人がいるかもしれませんが僕はワクワクする時があります。皆さんも僕とお同じようなことを感じた人はいると思います。あのワクワクがなぜやってくるのか。台風で亡くなった人がいるというのに、なぜ毎回ワクワクしてしまうのか。
また、台風が接近すると室内にこもる人が増えると思います。しかし、そんな人がいる中で「ちょっと田んぼ見に行ってくる!」という言葉を最後に残念な結果になってしまったという事例は多々ありますよね。
このことから考えると、死亡のリスクが高まる台風接近時に外出は控えるべきであると考えられます。つまり、台風時は室内最高となるわけです。そんな状況で室内にいると、はやりテレビで台風のニュースを何気なく見たり、なんとなく暇つぶししている人が大半でしょう。
つまり、台風で外が危険になっている状況だから、家にこもろうという考えも非常に危険な時代であるという認識を是非持っておいて欲しいのです。その理由について、今回の記事でポイントを押さえて説明していきたいと思います。
マスメディアの信じすぎには要注意!報道が与える人の心の変化
この場合にニュースを考えると、例えば台風の影響で死亡した人がいたというニュースが報道されたとします。すると、それを自分ごと化して実際に皆さんの心がだんだん病んでくるのです。客観的に見れば、全然関係のない第三者に対して悲しみの心が湧いてしまっているのです。
このように情報化社会の中で、色々な情報が入手できるようになったというメリットがある一方で、自分にとって何か負の影響をもたらしてしまうようなデメリットも存在しています。このように、台風だから室内にいれば安心という世の中ではなくなってきているのです。
また、心が病むだけで済めばいいですが、台風のような自然災害により、人が亡くなるなどの非常にネガティブなニュース報道から影響を受けて、あなたを良くない方向へ誘ってしまう可能性があるので注意が必要です。
自殺ニュースを報道すると、死亡事故が10倍増える理由
ある調査結果があります。著書:「影響力の武器」という非常に優良な本を書いたロバートチャルディーニ氏も語っています。
ある種の自殺が報道された後に商業用飛行機の墜落で死亡する人々が10倍に膨れ上がるという統計があります。これはなぜでしょうか?
この本の中で説明されている理由を説明します。それは自殺などの社会に緊張を与えるようなことがニュースで報道されることで、無意識に人の行動に影響を与えているというのです。自殺ニュースを見ることでイライラしたり、神経質になったり、取り乱したりという反応を見せる可能性があります。
そういう人たちが僕たちの社会の中で、車の操縦、あるいは飛行機の点検をすればするほど、それらの乗り物が安全ではなくなります。
その結果、車や飛行機の事故が自殺報道の直後に増加することになります。なので、一見関係のないように見える自殺と飛行機車の事故という二者の関係は強い結びつきを伴っているわけです。つまり何が言いたいのかというと、死亡ニュースをふーんと何気なく見ているだけでも、死亡事故を引き起こしてしまうほど危険な行為につながってしまう可能性があるというわけです。
逆転の発想!台風時の室内に引きこもる際に大切にしておくべき1つの事
もうお気づきかもしれません。このネガティブな感情にならないために大切にしておきたい台風期間中の行動はたった一つです。台風のニュースを見ないことです!それだけかよ!しょぼ!と思われるかもしれません。
でも僕はこれが大事だと思っています。台風の情報なんていうのはお天気アプリとかの台風接近情報を見るだけで十分なんですよ。台風による死亡事故や災害のニュースまで踏み込んだ情報まで見る必要がないんです。なぜなら、見てもネガティブにしかならないからです。
