職場の人間関係でストレスが溜まっててイライラや体調が悪くなったことはないでしょうか?
大変ですよね、職場の人間関係は。
年齢・性別・性格などが違う人の集団の中で働いてるわけですから当然っちゃ当然。
だからこそ、職場の人間関係とどう向き合えばいいかわからない、と行った方が大勢いると思います。
「相手が自分の思った通りに仕事してくれない!え?自分が悪いのか?」などと嘆きたくなる気持ちがあるかも知れません。
この記事ではそんな人に向けて、職場の人間関係におけるストレスを自分の考え方を変えることで解消することを提案している内容になっています。
この記事を書いている私ウェブねこも効果を感じているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ストレスは考え方が原因である
実は全てのストレスの原因は自分にあることを理解するのも大事です。
え?自分のせいにするってこと?と思ったあなた。
いえ、自責にするのではなくストレスの扱い方が自分にダメージがいく方向に舵取りしてしまっているというイメージが適切だと思っています。
例えるならストレスは包丁のようなものだと思ってください。
つまりストレスから悪い影響を受けるかどうかは、自分がそのストレスをどう感じたいかに左右されるということ。
「ストレス=悪者」とすぐに結びつけてしまうことが問題なんです。
でもそれはあなたが悪いというわけではなく、みんな同じ。
みんなストレスに対して勉強不足です。頭が悪かろうが良かろうが。
人間は感情がありますから、全ての場面でストレスの捉え方をコントロールできるわけではないでしょう。
ただ、少なくともストレス自体が不調の原因というより、ストレスを受けた時にそれをどう受け止めているかに注目すれば原因を確認しやすくなるはずです。
職場の人間関係のストレスはあって当たり前
職場の人間関係は悪くて当たり前です。
好きな人同士がつながり合う友達とはわけが違います。
なぜなら、組織はみんな性格や働く目的などが違う人たちが集まった集団だからです。
十人十色いろんな人がいるのに全員が仲良しといったことはあり得ないでしょう。
たとえ表面上は仲良くやっているように見えたとしても、影ではその人のことを悪く言ったり、愚痴を吐いたりしているのは良くあることです。
なので職場の人間関係でストレスが生じるのはしょうがないことなんです。
これは立ち向かうしかないのです。
特に8人以上の組織だったりチームは意思疎通が気薄になり、仲間割れ起きやすいと言われています。
AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏が提唱する「2枚のピザ理論」が元になっている。
ベゾス氏は「チームを編成するときにピザ2枚を食べ切れる人数(8人)を考慮すべき」と語っります。
8人以上の会議やチームを運営すると社会的手抜き(人数が多くなればなるほど誰かがやってくれるだろうという心理が働く)が発生してサボる人が出てきます。最終的に意思疎通が不十分になったり、仲間割れを起こしやすくなります。
出典(外部サイト):Productivity Hack Of The Week: The Two Pizza Approach To Productive Teamwork
なので大きい企業であればあるほど人間関係で衝突するのは通常運転であるという認識からスタートするのが、無駄に辛くならないポイントです。
考え方を変えて人間関係のストレスを解消
これまで説明してきたように職場での人間関係のストレスはしょうがないことです。
それだけだと、ストレスにどう対応していいかわかりませんよね。
ストレスが自分に悪い影響を及ぼさないようにするには、ストレスを受けたらそのストレスをどう捉えるか?を都度考える癖をつけるのがポイントです。
どう捉えるかの対策を知っておくことで、いざというときのストレスの対処にお役立てください!
ストレスに対する考え方を変える
考え方を変えることでストレスは軽減させることができます。
むしろ軽減にとどまらず、自分を成長させてくれる力になったりもするんです。
その考え方とはストレス自体は体に悪いものではなく、自分を成長させてくれる原動力と捉えるんです。
例えば怒られたり、結果が出なかったとしても、それは成長のための必要なプロセスであると考えると実際に免疫力が向上したり、死亡リスクが低下するなどといった研究結果があるくらいです。
ストレスは考え方次第で力になるということに関してもっと知りたい方は、下記記事も読んでみてください。
実はストレスは健康に害がない。考え方次第で変わる[健康心理学者ケリー・マクゴニガル]
相手を理解するよう努める
考え方でストレスに対処する2つ目は相手を理解するです。
相手は動かせないものですよね。社内の上司、チームメンバーなどです。でも僕らは相手を変えようとします。
相手に対して無気力になれとまでは言いませんが、少なくともコントロールできるものとできないものの区別くらいはつくはずですね。
職場の人間関係でストレスを感じないようにするために、相手の傾向を理解するよう努めて無駄にストレスを感じないようにしていきましょう。
相手の理解の仕方について詳しく知りたい方は下記の記事で詳しく解説してます。併せて読んでいただくことで、ストレスへの対処について理解が深まります。
職場の人間関係で悩んでいた僕が効果を実感したたった3の考え方
人間関係は深めるな、ドライでいい
最後に、考え方を工夫することでストレスを解消させるポイントは人間関係を深めないことです。
意外に思ったかもしれません。
一般的な認識では仲良くした方が、人間関係のストレスは少なくなると思われがちだと思います。
ですが実際の職場の人間関係では、人によっては人間関係は重要ではないと思っている人が一定数います。
そういう考え方の人に「好かれよう」とか「もっとコミュニケーションを取らないと」などと頑張っても膨大なエネルギーを費やすだけで、疲弊していくケースが多々あるでしょう。
もちろん友人のような気心知れた人間関係を持てるタイプの人にはねっとりと絡んください。
この人は職場の人間関係を重視しない人なんだなと感じる人には、報連相の基本的なコミュニケーションだけをしていく方向に転換していけば、ストレスは緩和されるようになります。
まとめ
今回の記事では考え方を変えることで職場の人間関係で発生するストレスを処理する方法を紹介してきました。
周りの人間を変えることなく職場の人間関係のストレスを解消する手段としては自分の考え方をコントロールすることです。
人を変えるのは非常にエネルギーがいることで、ただ疲弊していくだけの可能性が高いです。
そして意外にも職場の人間関係はドライな方がストレス解消につながるということもお伝えしました。
そうすることで無駄な努力を減らしてストレスへの対応の仕方が上手な人になり、いきやすくなるはずです!
包丁の扱い方として多くの人は美味しい料理に必要な調理器具と思ってると思います。
ところが考え方によっては殺人に使われる武器にもなりえますよね。
ストレス自体が悪いと思ってる人は包丁が犯罪に使われる悪いものだと思ってる人と方向性は一緒なんです。