TRON(トロン)の特徴や将来性について徹底解説!TRON(トロン)は今後の企業提携に注目すべき

こんにちは。

仮想通貨のなる木の管理人「猫OIN(ネコイン)」と申します。

今回はTRON(トロン)という仮想通貨が最近人気を集めているということで、調べた内容をまとめていきたいと思います。

仮想通貨投資を始めようと思っているけれど、どの仮想通貨に投資していいかわからない人に参考になればと思います。

では早速あるとコインであるTRONについてお話ししていきます!

 

TRONとは?

まず、TRONの基本的なお話しから紹介していきます。

TRONとは仮想通貨の一種で、メインの機能としてはエンターテインメントを無料で誰もが楽しめるようなプラットフォームの構築を目的として開発されています。

例えていうならば、YouTubeのように気軽に自分の作ったコンテンツをアップロードして世界中の人が楽しめる形にしようという理念があります。

メインの昨日はそんな感じなので、ビットコインのように仮想通貨でお買い物するということを想定されたものではないということを理解しておきましょう。

TRONの概要

通貨名 TRON(トロン)
通貨単位 TRX
公開 2018年8月
ブロック承認の選定方法 Proof-of-Replication(プルーフ・オブ・レプリケーション)
通貨発行上限数 1000億TRX
創業者 Justin Sun

TRON(トロン)の現在の時価総額ランキング

TRON(トロン)の特徴

トロンの一番の特徴的な部分はブロックチェーンを用いて、エンタメコンテンツを発信する場です。

YouTube、VALU、pixiv、Apple Stor、SHOWROOMを合体させたような機能を持ち合わせているのが特徴的。

これだけでは説明が足りないので、もっと具体的に補足していきます。

一番わかりやすいイメージしてはYouTubeですね。

YouTubeと大きく違う部分としてはコンテンツ投稿者が正当に評価されるような仕組みになっているという点です。

どういうことかというと、YouTubeは動画投稿者が正当に評価されない仕組みだからです。

現状のYouTubeの運営・管理はYouTubeが行なっています。

トロンではブロックチェーンを使って運用していく方針なので、YouTubeのような運営会社は存在せず、民主的にトロンを運営してこうということです。

民主的とはどういうことかというと、ここでは「投げ銭」という部分がキモになります。

YouTuberの場合、あの人たちの今の収入源は広告収入です。

動画を見ていると頻繁に広告が流れると思います。

ああいう広告が流れるたびにYouTuberに数円とかが入っていくわけです。

つまり、広告が流れてくれさえすればいいので、なんとかしてYouTuberの人たちは動画を流せるようにあの手この手を使います。

例えば、こんな動画を見たことがあるでしょう。

あるアーティストの新曲を聴きたくてYouTubeで楽曲を検索し、その新曲が聞けそうなタイトルの動画を開いてみると、「〜の楽曲が○○日に発売されました」などという、どうでも良い情報がテキストで流れるだけの動画。

ああやって、タイトルで釣って再生数を稼いで収益を得ようとしている動画投稿者がいるわけです。

そういう釣りコンテンツが頻繁に転がっているのが、いまのYouTubeで結構見かけると個人的には感じます。

なので今のYouTubeコンテンツは、面白さに対する対価ではないと個人的には思います。

そこで、トロンの登場です。

トロンはYouTubeと違って、広告収入ではなく投げ銭という形で対価を受け取る仕組みになっています。

例えばトロンのプラットフォーム上で、自分で作った音楽をアップしたとします。

そしてその音楽に対して面白いと思ってくれたユーザーが、そのコンテンツ投稿者にTRXで投げ銭をすることで報酬を得るといった具合です。

イメージでいうと路上で大道芸を披露する人たちでしょうか。

あの人たちも投げ銭をしてもらっている人がいますよね?

路上でのパフォーマーと同じような原理で、トロンに共有したコンテンツを投げ銭という形で評価してもらうことで、自分の力量が客観的にわかるし、お金も儲かるし、ユーザーの人たちにも楽しんでもらえてハッピーとなるわけです。

なので、トロンに上げるコンテンツでは投げ銭をしてもらえなければ評価されないようなものなので、釣りコンテンツを作る意味も無くなります。

単純にコンテンツに対する対価が支払われるのです!

中央に管理者がいなくても運営していける理由

トロンで共有した動画や音楽などのコンテンツはYouTubeのような会社のサーバだけに置かれる訳ではなく、複数のコンピュータに分散して共有していきましょうという具合です。

みんなのパソコンにそれぞれ分散して管理するって、それっていじりたい放題じゃん!って思うと思います。

それが違うんですよね。

ブロックチェーンの特徴は先ほども言った通り複数のコンピュータに分散して管理するので、トロンに上がったデータが複数のコンピュータに同時に保存されます。

一個のコンピュータのデータが改ざんされても、他の正しいデータを持ったコンピュータがあるので、その一個のデータが他のデータと違うということがバレてしまいます。

ブロックチェーン上では改ざんすれば、見つかり次第即座に正しいデータへ修正されていくのです。

という仕組みを利用してトロンは運営されているので、中央管理者がいないのです。

というかいらないのです!

今後様々な企業と提携

トロンは様々なサービスと積極的に提携をしています。

おそらく、今後も他企業と提携して行く可能性はあるでしょうから、トロンに期待する人も増え、価格が上がると予想できますね。

そこで、現時点でトロンと提携しているサービスを紹介したいと思います。

Peiwoと提携

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Peiwoとは中国の音楽ストリーミングサービスです。

登録ユーザー数は1000万人を超えるほど人気のサービスです。

PeiwoのCEOは実はトロンの創業者と同じジャスティン・サンということで、そりゃ提携するわ。

そのPeiwoの会員がトロンで支払いし始めるようになったら、トロンの価値も上がりやすくなるでしょうね。

oBikeと提携

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次にトロンが提携しているサービスはoBikeです。

oBikeとは自転車をシェアリングサービスを提供しているシンガポールの企業です。 こちらも会員数は1000万人以上と非常に大規模となっています。

今後の方針として、oBike上でTRXを使った決済に対応させるようですので、そうなった場合にトロンの価格が上昇しそうです。

もしかしたらアリババと提携するかも?

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これは噂程度の話ですが、中国のAmazonとよばれるアリババがトロンと提携するんじゃないか?という噂が広がっているようです。

この噂が広がったのが、ジャスティン・サン氏のあるツイートが発端でした。

上記ツイートではこう書いてあります。

「ナスダックに上場していて1億ユーザーがいる巨大な企業とパートナーシップを組む予定!」みたいな話をしています。

このツイートから察するに、1億ユーザーいてナスダックに上場しているといったらアリババじゃね?!となっているわけです。

もしそうなったとすれば、トロンの価格は爆上げかもしれません。

ふむ。これは期待できますな(`・ω・´)ゞビシッ!!

TRONの完成は10年かかる

実はトロンは完全に完成されたプラットフォームじゃありません。

トロンは2017年〜2027年の10年間、ロードマップを掲げて計画的にトロンの機能を実装して行く予定なのです。

最終的な形として、オンラインゲームのプラットフォームが追加されていくようです。

ちなみにその計画は主に6つの段階に分けられており、現段階では下記の表のようにExudos(エクソダス)という段階にいます。

TRON(トロン)のロードマップ
2017年8月~2018年12月 Exudos(エクソダス)
2019年1月~2020年6月 Odyssey(オデッセイ)
2020年7月~2021年7月 Great Voyage(グレートヴォヤージュ)
2021年8月~2023年3月 Apollo(アポロ)
2023年4月~2025年9月 Star Trek(スタートレック)
2025年9月~2027年9月 Eternity(エタニティ)

やはり10年という長いロードマップということで、「長えよ!!」と批判の声もあるようです。

見方によってはネガティブ要素にもなりうるし、逆にポジティブ要素にもなりそうな予感もします。

ロードマップ通りにトロンが完成するのであれば、順調に価格が上がって行く要素になるでしょう。

しかし、ロードマッップ通りにいかずに何かしらのトラブルが起きてしまえば不安材料となっていくでしょう。

TRONのパートナーシップには期待

トロンのパートナーシップには心強い味方がいます。

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それはジハンウー氏が率いているBITMAIN社です。

ジハンウー氏は誰か?っていうと、中国のマイニンググループである「ViaBTC」を運営している人です。

ViaBTCはビットコインのマイニングのハッシュレート(採掘に参加するシェア)の約20%を誇るほど影響力のあるチーム。

ジハンウー氏は仮想通貨に関してとても影響力のある人物で、ツイートの一言で仮想通貨の相場が動いたこともあるくらいです。

そんなジハンウー氏がパートナーシップに入っているというのはトロンに投資するにあたり、良い判断材料となりますね。

ちなみにジハンウー氏はTRXにも投資をしているという噂もあるので、今後の彼の動きにも注目していきたいところです。

今後日本の取引所に上場予定?

最近ではトロンが新たな動きを見せました。

それはジャスティン・サン氏の2018年の1月14日の下記のツイートによって明らかとなったのです。

つまり、こう書いてあります。

「私たちは正式に日本の金融規制当局に申請書を提出しました。申請書が政府によって承認されると、いくつかの日本の取引所にトロンが上場するでしょう」という感じ。

日本のどっかの取引所にトロンが上場すれば、もちろん話題になるでしょうし、トロンの値上りも期待できます(ヽ´ω`)

TRONのICOが30秒で完売

トロンはやはり人気があるなということを思い知らされる出来事が以前ありました。

それは、バイナンスでトロンのICOを行なったところ、がわずか30秒で完売したのです。

これは異例の出来事でICOが30秒で販売するなど今までなかったことです。

この結果を知ると、おのずとTRXの人気の高さがはっきりとわかると思います。

ちなみにICOとはあるプロジェクトを始動させるための、仮想通貨を使った資金調達手段です。

詳しいICOの説明については下記記事でも紹介しているので、もしよければご覧ください。

www.virtualmoney-beginner.com

以上で、トロンの解説が一通り終わりました。

基本的にはトロンの創業者の発言がよく話題になったり、企業とのパートナーシップを組むという動きが活発な印象の仮想通貨だと個人的には感じます。

なので、トロンがこれからどのビジネスと提携するかや、ジャスティン・サン氏の発言を定期的に確認するなどすればトロンの値動きもある程度予想しやすいかもしれません。

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