人に上手く指示できないあなたへ。たった2つの指示を組み合わせると人は言うことを聞きやすくなる。

人に自分の指示を素直に聞いてもらいたい。あるいはスムーズに相手に動いてもらいたいと思ったことはありませんか?

仕事の現場で人に指示を仰ぐ機会が多い管理者の立場の人なら一度は悩んだことがあると思います。
なかなか相手がすんなり行動してくれないと悩んでいるのなら、心理学を利用した指示方法を試してみてはいかがでしょうか?
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人は同時に二つの指示がくると、つい従ってしまう。

例えば、あなたがデスクワークの仕事についているとします。隣の席の後輩に作成した資料のチェックを頼みたいと思うっているあなた。あなただったら、このように頼みませんか?
「この資料、間違っていないかチェックしてくれる?」
この頼み方は間違ってはいません。しかし、この頼み事はそれほど重要ではないため、後輩がある程度忙しい場合には断られる確率はかなり高いでしょう。
ではなくて、次にこんな頼み方をしてみます。
「この資料、手にとって不備がないかチェックしてくれる?」
どうでしょう。一見あまり変わってなさそうに見えます。前者の質問ではただ資料のチェックをするという1つの指示しか相手に与えていません。しかし、後者の質問には相手が従いやすくなる心理学的な方法が混じっています。
後者の指示の場合は「手にとって」「不備のチェック」の二つの指示が同時に発生します。
人は1つ1つの指示であれば簡単に断ってしまいますが、途端に2つの指示が同時に飛んでくると、どちらの指示を先に従えばいいか混乱し、結局依頼を承諾してしまう傾向にあります。
非常に簡単なことですね。あなたは今まで人に指示を仰ぎたい場合、「〜して」という1つの指示だけを相手に伝えていたことが多かったと思います。
これからは指示したい事柄を1つ決めて、「指示・〜して・指示」というように、1つのフレーズに対して2つの指示を入れておくだけで、以前より行動してもらいやすくなる確率がグンと上がります。
この指示の方法のいいところは、1度に2つの指示という、普段より多めの指示を与えているのにもかかわらず、あなたが相手に影響を与えていることに気づかれない問いうことです。
何の疑いもなく、すんなり受け入れてくれるはずです。

重要!指示する際の注意点。

指示する際の注意点としては、二つの指示の中で、一つでも相手にとって意に反したものであれば従わせることができないというところです。
しっかりと相手を把握し、100%受け入れてもらえる指示を伝えるようにしましょう。
また、この方法は相手を服従させることはできません。あなたのちょっとした頼み事を受け入れてもらえる確率を最大限にあげることができる方法です。
「勉強机で、勉強しなさい!」
「テレビゲームを消して、もう寝なさい!」
「洗面所に行って、歯を磨きなさい!」
など、上記のような頼み方で、自信溢れる態度で堂々としていれば、より相手に影響力を及ぼすことができます。そうすればこの心理学的な指示方法の成功率は高まります。