【仮想通貨】スマートコントラクトとは?スマートコントラクトの仕組みと実用性を解説!

こんにちは。

今回は仮想通貨の用語説明をしていきます。

あなたはスマートコントラクトを聞いたことがあるでしょうか?

知らないというあなたは仮想通貨投資をするにあたって非常にもったいないことです。

そして、今の社会の仕組みをガラリと変えてしまう破壊的とも言える分野なので、仮想通貨投資じゃなくても、知識として知っておくだけでも役に立つはずです。

それでは早速スマートコントラクトについて解説していきます( ゚∀゚)

スマートコントラクトとは?

まずスマートコントラクトの言葉の意味を紐解いてみます。

スマート(smart)は賢い。コントラクト(contract)は契約という意味です。 つまりスマートコントラクトの意味としては「賢い契約」になります。

では「賢い」という部分はどういうことか。 それは「契約の内容が自動執行される」ということです。

今まで人がやってた作業を自動化して賢い社会を目指していけるようになります。

そうなると、実現可能な社会としてはルールが定められている作業(登記などの所有権の移転等)が自動化されます。

スマートコントラクトで一部の仕事を自動化でできるようになれば、人間はビジネスプランを立てたり、人事戦略など経営に関わる重要なタスクに時間を多く割けるようになります。

そうなると、もっと社会は発展していき便利な世の中になっていくというわけです。 すごくざっくりと説明しましたが、スマートコントラクトが浸透した社会というのはそんなイメージと考えます。

なので、このままいくと、AIの台頭も重なって誰でもできるような面倒な作業は淘汰されていくだろうと思います。

というかこれって。いろんな著名な方がすでに言っていることです。

ちなみにスマートコントラクトが実装されている仮想通貨はイーサリアムやネオなどがあります。

スマートコントラクトの仕組み

では実際にスマートコントラクトの仕組みについて解説していきます。

わかりやすく説明するためにビットコインの仕組みと対比してお話ししていきます。

ビットコインの取引の流れとしてはビットコインをAウォレット→Bウォレットに通過を移動させるという処理を行いますよね。

ビットコインは非中央集権の上で運営されています。

だからこそ特定の誰かが管理しなくても、取引が嘘偽りなく信用できます。

このようにビットコインでは売買でも単に送金の処理でも、結局はどのウォレットに移動したか?という記録を残すものです。

一方でスマートコントラクトが実装された仮想通貨では「通貨の送金(決済)」+「ルール(契約内容)」を一緒にのせることができる仕様になっているのです。

さらにスマートコントラクトもビットコインと同じブロックチェーンの技術の上で運営されることになるので、特定の誰かが管理しなくても運営されていきます。

これは何を意味するのかというと、既存の社会の中でルールが定められているような全ての仕事はスマートコントラクトがあれば自動処理可能であることを意味しています。

なのでこの話から考えると、事務処理の仕事は衰退していくかもです。

スマートコントラクトの実行イメージとしては「契約内容を作成」→「ブロックチェーンに契約内容を書き込む」→「イベント発生」→「契約実行」の4段階。

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スマートコントラクトの処理の実行についてはすでにブロックチェーン上に契約内容が書き込まれています。

ブロックチェーン上に書き込まれた条件が満たされれば、自動的に契約が履行されるという流れです。

ちなみにスマートコントラクトの考え方自体、昔からあるもので、仮想通貨で実装しようと試みたのが19歳少年が開発したイーサリアムなのです。

おそるべし19歳:(;゙゚’ω゚’):

スマートコントラクトは中抜きがなくなる

スマートコントラクトの1番のメリットとしては、中抜きの業者いらなくなることが1番のメリットです。

理由は先ほども言ったとおり、ブロックチェーン上でスマートコントラクトは動いていくからです。 ブロックチェーンでは改ざんが非合理的な世界です。

中抜きの業者がいらなくなることを理解するためのたとえとして、自動販売機を例にとるとわかりやすいです。

自動販売機はすでに契約内容があのデッカいマシンの中に書き込まれています。

そして、それぞれのジュースのボタンには、そのボタンに対応した飲み物について、指定の料金を支払えば商品が出てくるという仕組みであることは考えなくても理解できるでしょう。

これに関してはスマートコントラクトの仕組みと非常によく似ています。

なにも自動販売機に限らず、全てのビジネスは決められたルールの中で動いています。

自動で契約内容を実行するという仕組みは自動販売機でなくても、自動化できる仕事があればスマートコントラクトで自動化させた方が明らかに効率が良いよねっていう世の中に変わっていくでしょう。

カーシェアリング

スマートコントラクトの仕組みを解説したところで、次にじゃあどうやって実社会にそれを応用していくのかを説明していきます。

現在、カーシェアリング業界はスマートコントラクトの応用が進んでいる分野の1つ。 今後、カーシェアリングサービスでの開発が期待されているところです。

車を貸す側は自動車のエンジン始動の条件としてスマートコントラクトを組み込むと賢い契約が実行できるはずです。

実際にスマートコントラクト用に使える物理的なデバイスは各企業が開発中とのこと。

カーシェアリングでは、当たり前だけどお金が支払われないと車を貸出できません。 従来だったら車を貸す側は顧客が料金の支払いが完了するのを確認した上で、対面で鍵を渡さなくちゃいけなかったりと手間がかかっていました。

重厚な装置で鍵をくくりつけていくこともできるけど、それには手間やコストがかかる。 しかも、カーシェアリングといっても友人同士で車をシェアすることとは訳が違います。

所詮知らないもの同士が車をシェアすることになるので、車をちゃんと返してくれるか、確実に報酬を受け取けとれるのか?という不安を事業主は抱えます。

その不安を解消し、安全にサービスを継続させていくためには信頼できる第三者機関に頼る必要があります。

ですが、スマートコントラクトを導入することで第三者機関を頼らずに安全にシェアサービスを展開できるようになります。

スマートコントラクトを活用したカーシェアリングの仕組みとしては、まずお金を支払わない限りエンジンが始動できないような書き込みをブロックチェーンに命令。

そして、車が返却されないということがないように遠隔操作でエンジンをロック。

もしくは、例えば7日以上車の返却がない場合はエンジンがかからないようにする条件をブロックチェーンに書き込むことも可能です。

そうすればカーシェアリング用の車は売ることもできないでしょう。そもそも全く動かない車を買い取ってくれる業者なんていないはず。

ていうか、カーシェアリングでは車の所有権はカーシェアリングのサービス事業者にあるとしたら、法律的に売却はできないですよね。

もし売却できたとしても、それがブロックチェーン上では所有権の移転を意味するので、ブロックチェーン的にもやっぱり売ることはできなさそう。

このようにして、カーシェアリングサービスにおいてスマートコントラクトを利用することで第三者機関に頼らずとも、個人間でカーシェアする世の中になっていきそうです。

株の売買のスマートコントラクト化

また株の売買について見てみましょう。

現在、株を購入したいと思ったらどこかの証券会社に口座を開設して、そこにお金を入れて希望の銘柄を購入する流れです。

現状では株の購入手続きを完了して実際に引渡しが完了するまでに数日を要します。

なぜかというと、証券会社側の仕事の現状を見てみると顧客の購入手続きが完了した後に、実際の受け渡し作業を人間が行なっていて、様々な確認作業を手動でやっていることが時間がかかる要因です。

株の取引所がスマートコントラクトを導入すれば、顧客が希望銘柄を購入してから受け渡しまで自動で行えるようになります。

人の目で確認する作業がなくなるし、人件費も抑えられます。

なので株取引もスマートコントラクトの力を使えば効率化されるのです。

このようにしてスマートコントラクトが普及してくると、世の中で事業主と顧客の仲介を仕事とする業者はあまり必要としなくなる世界が来るかもしれません。

参考URL:http://xn--eck3a9bu7cul.pw/articles/SWpxo

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