こんにちは。今日は音楽の持つ素晴らしい力がスポーツにどう生かせるのかを考えていきたいと思います。
普段から日常的に音楽を聴いている人もいれば、あまり聞いていない人もいると思います。
でも皆さん音楽に関しては、大体は好きなアーティストの曲を聴いたり、あるいは気に入った曲だけを聞く人も中に入ると思います。そしてその音楽がスポーツにおいて、欠かせない人がいるでしょう。
それはトップアスリートも同じです。どんなレベルの選手でも自分の力を最大限に発揮するために音楽を聴きます。練習や試合で音楽を取り入れることは重要であることも無意識に知っています。
しかし、なぜスポーツに音楽がいいのか?をもっと深い理由を明確に持っておくことで、ライバルとより差をつける一歩になるかもしれません。
音楽は感情をコントロールできる
人間の脳は意外と単純です。
なぜなら脳は自分の感情について行動から感情が生まれたのか。感情から行動が生まれたのかがわからないからです。つまり音楽を聴くことで感情を作り出すことができるのです。
テンションが上がる感じなのか。落ち着いた感じなのか。悲しい感じなのか。自分が聴く音楽によって気分が変わる経験はありますよね?
ここで人間の心理的な法則をご紹介します。人間は誰しも自分の思った通りになるということです。聞いた音楽の種類によって左右された自分の感情が、その後の自分の行動を決定づけてしまうものです。
自分にとってテンションが上がる曲を聴けばポジティブな気分になり、行動も前向きな利やすくなります。逆に悲しい曲を聴けば、ネガティブな気分になり、後ろ向きな行動しやすくなってしまうものです。
あなたもきっとこのような経験があるでしょう。これが人間の行動をも左右してしまう音楽の強大な力です。考えてみればスゴイことですよね。聴くだけで行動まで変わってしまうのですから。
感情別で音楽プレイヤーをフォルダ分け
ここまで、音楽と感情についての重要な関係性について理解していただけたかと思います。
下のメンタリストのDaiGoさんの動画でもオススメされていることですが、音楽プレイヤーを感情別でフォルダ分けすることで、自分の感情をコントロールできる技術が紹介されています。
普通であればアーティスト別やアルバム別で音楽を聞きたいところです。しかしあえて、なりたい感情別で音楽を聴くことで、陸上競技におけるパフォーマンスを最大限に発揮させる手助けをしてくれるはずです。つまり、ポジティブな感情になれる音楽をあらかじめ用意しておき、それを試合直前に聞くなどです。
ではこれから、陸上競技への音楽の活かし方について具体的に説明します。難しいことはありません。
練習後
練習後においては、落ち着ける気分になれる曲を聴いてリラックスした状態に身を置く。そうすると、精神的な疲労を抑える効果を得られます。練習後は肉体的な疲労はもちろんのこと、精神的な疲労も発生していますから、練習後に音楽を取り入れることは疲労回復にも役立ちます。
試合
予選、準決勝、決勝があるならば、ラウンド別にそれぞれテンションのあがる曲を用意しておくのもありです。
例えば、予選直前では3番目に好きな曲を聞き、準決勝直前では2番目に好きな曲を聞き、決勝直前では1番好きな曲を聞く。このように重要なシーン別にテンションの上がる曲に差をつけることで、決勝にモチベーションの最高潮を持っていく戦略をとることも可能です。これも音楽を使った一つの感情コントロールです。
今までの積み重ねてきた練習ももちろん大事ですが、その勝負への瞬間的なやる気も重要です。やる気や意思を持続させることについては限りがあり、体力を使うものです。無駄なところでやる気を発揮したくはないものです。
