こんんちは。
今回はコントローロテストの短距離のスピードアップとの関係性についてお話ししたいと思います。
コントロールテストといえば、段跳びですね。現役バリバリ時代よくやっていました。
五段跳びなどの段跳びは、実はスプリント能力向上が期待できることは知っているでしょうか?
ぼくも過去に段跳びの練習を冬季練習に取り入れた結果、春に100mを0.2秒ほど伸ばせたことがありました。もちろん段跳びの練習成果の全てが100mの記録向上に現れているわけではないと思いますが、短距離の記録向上と関係性はあると思っています。
事実、他の部員も5段跳びや10段跳びのコントロールテストの成績が伸びたことと比例して、100mの記録が伸びていることが多かったです。
そんな段跳びですが、ただ練習するだけではトレーニング効果が薄れてしまいます。
地面の反発を利用し、どれだけ前に推進力を得られるかが重要
ただ高くバウンドするのはNGです。理由は、実際に走る時と同じ動きを意識しなければ練習効果が薄れるからです。
多くの選手が5段跳びなどをする際は高く跳ぼうとします。でもそれだと実際のスプリント能力の向上にはなかなか繋がりにくいです。
段跳びを短距離のスピードに活かしたいと考えているなら、上へ跳ぶという意識ではなく、前方へジャンプするような方向で行うことが望ましい練習方法になります。
また、段跳びをする際は腕の振り方も大事になってきます。
段跳びで前へ推進力を得るには腕の力を借りなければ、うまくバランス力を保ってられません。
やはり段跳びは、陸上の練習の中でも空中にいる時間が長い練習になりますから、腕の使い方も意識しないと空中での体のバランスがとれなくなります。その後の地面に着地し、地面を蹴る際の力の入れ具合も変わってきます。地面を蹴るたびに腕を大きく振ることを意識しましょう!
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