陸上競技をやっている皆さんはメディシンボールのトレーニングを行った経験は一度はあると思います。
ぼくもよくやっていました。
メディシンボールを地面を強く蹴りながら、両手で投げるという動作ですね。
この動きによる効果としては、主に瞬発力の向上が挙げられます。
短距離を走ることにおいて瞬発力というのは切っても切れない関係にあります。
よくみなさんは、短距離を速くするために、ストライドを伸ばしたいと思ったことがあると思います。そのためのトレーニングの中に、まさにメディシンボール歯効果的です。
実は近年の研究ではメディシンボールを使ったトレーニングはピッチの向上より、ストライドの向上の方が効果が高いという報告があります。
メディシンボールがストライドを向上させる理由
メディシンボールの練習とストライドを向上させる関係性は瞬時に最大限の力を加えるという要素が似ているからです。
ピッチをより速くするには大きな力よりも、動作の速さが要求されます。
一方でストライドを大きくするという動作は地面にどれだけ大きな力を地面に加えられるかで、一歩の広さが変わってきます。
なので、メディシンボールを投げるという動作の中には、ストライドを向上させるという動作と目的が重なり合います。
そのような理由から、メディシンボールはストライド向上に効果があるのです。
爆発的なパワーを発揮できるようになる練習の一つ
メディシンボールを持った状態から、足で地面を押しながら投げることにとにより、大腿四頭筋→股関節→体幹の一連の動きが強化されます。
この一連の動作は走りの動作と似ており、またストライドを向上させるためには必要な動きなのです。
スタードダッシュの動きにも非常に重なる部分もあるので、爆発的な動きの習得にはオススメの練習方法です。
ぜひメディシンボールを練習一環として取り入れて、効果的な練習につなげましょう!

「ウェブねこ」です。ウェブねこはもちろんハンドルネーム。本名は怖いのでまだまださらけ出す予定は悲しいことにありません。このブログは主に「自分が学んだ事」を発信しています。メインとしては「ランニング系」「陸上競技系」など運動を通じて健康増進を目指したいという人は当ブログを読んで損はないはず。ウェブねこについて気になった方はこちら