4月1日、アメリカのテキサス州で行われた陸上競技の試合で棒高跳の世界ジュニア記録が樹立されました。
記録は5m90cm。
これまでの棒高跳の世界ジュニア記録は1989年にソビエト連邦のマクシム・タラソフと2008年にドイツのホルツデッペが樹立した5m80cmでした。
従来の記録の10cmも上回る記録で世界記録更新を果たしました。MONDO DUPLANTIS選手はまだ活躍したばかりの選手であまり広く知れ渡っている選手ではないため、日本語訳がわかりませんでした。
しかし、かれはまだ若干17歳にもかかわらず、6mまであと10cmに迫る勢いです。これまもちろん世界記録を期待してしまいますよね。
実はMONDO DUPLANTIS選手は3月11日にニューヨークで行われた屋内で5m82cmの室内ジュニア記録も樹立しています。
MONDO DUPLANTIS選手は世界ユースなどでは活躍している選手です。幼い頃から棒高跳に触れ、天性ともいうべきセンスであっという間に棒高跳が上達していきました。
2015年におこなわれた18歳以下の陸上競技の世界大会では棒高跳で5m30cmで見事金メダルを獲得しています。翌年の2016年に行われた20歳以下の陸上世界大会では5m45cmで銅メダルを獲得しました。
以前から学生の世界では活躍を見せているものの、そこからシニア相手に勝負できるかといえばできないと考えられるレベルでした。
まあ、まだ年齢的に高校生なので当然のことですが。しかし、今回の棒高跳5m90cmのジュニア世界記録を樹立したことで、シニアの世界大会で十分に棒高跳選手がメダルの獲得ができるほどのレベルに達したというのは、僕が知る限りありません。
しかも5m90cmという記録は2015年の世界陸上北京大会の金メダリストであるバーバー選手(カナダ)が出した記録と同等の記録(5m90cm)です。
バーバー選手は当時21歳という若さでしたので、それよりも5歳年齢が低いときに良い記録を出せたということはとても将来有望的ですね。
今年は世界陸上が開催されます。おそらくMONDO DUPLANTIS選手も出場すると予想されるので、優勝候補の筆頭として自信満々に世界を相手に戦ってほしと思います。

「ウェブねこ」です。ウェブねこはもちろんハンドルネーム。本名は怖いのでまだまださらけ出す予定は悲しいことにありません。このブログは主に「自分が学んだ事」を発信しています。メインとしては「ランニング系」「陸上競技系」など運動を通じて健康増進を目指したいという人は当ブログを読んで損はないはず。ウェブねこについて気になった方はこちら