東京マラソンは毎年2月ごろに東京で開催されるマラソン大会。
参会者は30万人の応募の中から抽選で選ばれた36,000人が参加します。
コース沿いに集まった観衆はなんと200万人という非常に規模の大きいイベント(2011年データ)ですね。
開催される種目はマラソン(42.195km)と10kmの部があります。
この記事を読んでいる人の中にもマラソン大会に参加するという人がいると思います。
初めて東京マラソンに参加するけど何か注意点はあるの ?と疑問に思う方やレース攻略 についてきになるという方がいるでしょう。
なので、今回は東京マラソンのマラソンについて、参会者向けにレース前の準備や当日の過ごし方、コース攻略方法や注意点についてまとめましたので、ご紹介していきます。
目次
レース前日の過ごし方
前日の過ごし方としては、食事面で言えば多めにご飯を食べましょう。
マラソンは大量にエネルギーを消費するので炭水化物を多めに摂取 することがポイントです。
睡眠時間に関してはしっかりとってマラソン当日は挑みましょう。ポイントは前日の朝に日光を浴びる ことです。
朝に日光を浴びるとセロトニンという夜の睡眠に関わるホルモンが分泌され、夜の寝つきが良くなり、しっかりと眠ることができるからです。
また準備に関しては、東京マラソンの会場は人が非常に多く、スムーズに移動が難しいのでナンバーカードは事前に当日着るウェアに身につけて起きましょう。
そして当たり前ですが、会場に到着するところから逆算して会場に着くまでの所要時間や交通手段、家での支度、朝食、起床時間などをどういう段取りで行うかを決めておくと当日スムーズにスタートできるはずです。
レース当日の過ごし方
遅刻はしないようにしましょう。
遅刻するとスタート前の最後尾のさらに最後尾に誘導される可能性があるので。
また更衣室の様なものがないので、家から出る前にウェアは身につけておきましょう 。
マラソン会場に到着すると、大会規模の大きさ、人の多さに圧倒されてびっくりしますが、同じ参加者として自分と同じレベルのランナーはいますし、むしろ自分より遅い人はいらっしゃいます。
自信を持って挑みましょう。事前に申告した目標タイムに応じてスタート位置に誘導されます。
36,000人も参加する規模ゆえに待機時間が長いので体を冷やさないようにしましょう 。
ネックウォーマーやアームウォーマーなど体感温度に応じて調整できるような準備をするのがオススメです。
コース攻略
コースをあらかじめ熟知することは非常に大事なことです。
コース内容も知らない状態で当日マラソンに参加することはレース迷子状態になって、しっかり走りに集中できない余裕のない状態に陥る可能性があります。
東京マラソンを楽しむことができなくなるということに繋がってくるので、東京マラソンのコースはある程度でも十分なので理解しておた方がおすすめです。
コースマップ以下の様な感じ。
画像出典:東京マラソン公式HP
またコース上の高低差に関しては以下の様な感じです。
画像出典:セイコーHP
コース上の高低差については前半がくだり坂が続いて、中盤地点登りくだりが存在する地点はありますが、後半にかけてはほぼフラットな状態がゴールまで続くようなコースになっています。
スタート地点
東京都庁からスタートする東京マラソンはもちろんですが、非常に参加者が多いです。
おのずとスタートの号砲が鳴った後は大渋滞。
最後尾がスタートラインにたどり着くまでに20,30分ほどかかるほどです。その間はなかなか前に進まないので、体を冷やさないようにじっとせずに体を温めておきましょう。
4km地点
4km地点はくだり坂があります。
まだ序盤だからと言ってくだり坂を張り切って走り過ぎると後半ペースが持ちません。
ここは我慢して、ゆっくりとくだり坂を走っていきましょう。
10km地点
10km地点では橋がいくつもあるところを通ります。そこはいくつか傾斜になっているコースがあるので、安全にゆっくり進みましょう。
まだ前半戦なので、ペースを抑えて後半にスピードを出せるように体力を温存しておきましょう。
15km地点
15km地点では浅草を通ります。雷門が正面に見えてくるので、観光がてら走るのもいいでしょう。
またスカイツリーも見えてくるはずなので、気分良くコースを走れると思います。
25kmまでスカイツリーが見えるコースを走るので、それまでスカイツリーに見守られながら落ち着いて走れるかと思います。
が、ここの区間では小刻みにアップダウンが存在するコースがあるので足を痛めないように慎重に走るようにしてください。
20km地点
いよいよレースの半分付近まで来ました。折り返しがあるので、逆走する形で元来たコースを日本橋があるところまで走っていきます。
後半戦でも前半のリズムを忘れずに飛ばしすぎないように注意しましょう。
25km地点
25km地点では大きなのぼり下りの地点が存在します。きつい場面ではありますが頑張りましょう。
と同時にスカイツリーから離れる形のコースになるので、ここから15km地点から見守ってくれたスカイツリーとはおさらば。
ここからゴールまでの約17kmは坂らしい坂ぎあまりありません。そう考えると気持ちが楽になると思うので、あとは自分の走りをするだけです。
35km地点
高輪台二丁目に折り返し地点があるので、そこを抜けたらほぼゴールまっしぐら。頑張りどきです。
ここからは走りの技術や練習で培ってきたものはあまり役に立たない場合があります。
根性、気合いで乗り切るのも大事な力です。
35km付近では北風が強い傾向にあるので注意してください。
ゴール付近
ついに待ちに待ったゴールです!最高の笑顔で締めくくりましょう。
レース終了後汗で体が冷えないようにしっかりと大きなタオルやベンチコートなどで体を暖めましょう。
トイレの場所はどこにある?
東京マラソンで意外ときになるポイントとしてトイレの設置場所ではないでしょうか?
マラソンは長時間走るわけですから、その間にトイレにもいきたくなるはずです。
しかし、あまりトイレに行く回数が多すぎるとタイムに支障をきたすので、できるだけトイレに駆け込む回数は減らしたいところですよね。
マラソン中になるべくトイレに行かない様にするためには、やはりスタート前になるべくトイレを済ませて置くことがベストでしょう。
東京マラソン大会の会場には付近には10箇所ほどのところに何十台のトイレが設置されています。
結構多い様に感じます。ただしここで注意点が。東京マラソンというのは36,000人以上が参加する非常に規模が大きい大会です。
場合によってはトイレ30分待ちなんてあるほどです。東京マラソンのスタートは9時なので、8時20分や8時30分にはトイレに行くようにしましょう。
また下記の地図にも示した通り、マラソンコース沿いにもトイレは設置されています。
レース中でもトイレに行きたくなったらいけるのでご安心を。
ですが、なんせ東京マラソンは参加人数が多いので、レースの途中で行きたくなっても行列ができている可能性は全然あります。
コース上のトイレが空いてなかったらどこでトイレを済ませば良いのか?
よく聞くのはコンビニや駅内などに駆け込んでトイレをするランナーが多いそうです。
東京マラソンの当日はコース縁沿いのお店や東京メトロ線の駅などはトイレを海王している場合が多いようです。
もし仮設トイレが空いてなかったら、駅やコンビニなどのお店に駆け込みましょう!
東京マラソンの注意点まとめ
これまで東京マラソンについて、準備やコースの攻略、トイレの注意点などについて紹介してきました。
最後に東京マラソンの注意点についてまとめたので、どうぞ確認いただき、ご参考にしてもらえればと思います。
- レース前日の食事は炭水化物多めで
- 東京マラソンで力を発揮するために、前日の朝は日光浴をして良質な睡眠ができるように心がけよう
- 当日遅刻はしないこと
- 当日会場には更衣室がないのであらかじめウェアやナンバーカードは身につけておこう
- スタート直後は渋滞するので、体を冷まさないようにしよう
- トイレは混雑するので、スタート前のトイレはなるべく済ませておこう
- コース上にトイレはあるが、なかなか混雑で入れない可能性があるので、コース沿いのコンビニなどのトイレも活用しよう