こんにちは!ウェブねこ(@webnek0)です。
企業や自社ブランドを広めたいであったり、市場シェアを拡大したいといったときにマス広告みたいに広くアプローチすらば大丈夫でしょと思っている人は危ない。
マーケティング担当者として考えなきゃいけないのは長期的な目線。
もっと言うとユーザーのロイヤリティを高めること。
そのためにはユーザーに信用してもうことが大前提として必要なことですよね。
一ミリも尊敬してない先輩から褒められても全然嬉しくないのと同じように、マーケティングにおいても、いかにユーザーに信用してもらえるかという切り口は重要なんです。
とはいえ、とりあえずマス広告をパパッとうっとけば大丈夫でしょ!なんて思ってる人は最終的に痛い目を見るに違いありません。
今の時代、ブランディングで特に注目される考え方が個人を起用するというスタンス です。
え?個人とかブランディングで起用しても影響力小さくて話にならんでしょ!と思ってる人はお金の無駄遣いをしてる可能性がめちゃ高いんです。
今回は今の時代になぜ個人がブランディングに必要なのかを紹介してます。いかに個人の時代かがわかると思うので、ぜひ最後までご覧下さい。
グローバル時代では誰が信用されるのか?
企業がマーケティングをより効率的に行なって、売れる仕組みを確立していこうと考えるときユーザー側からとってみれば選択肢が以上に増えました。UGCメディアによって同じ境遇の人がグッと見える化されたんです。
ユーザー個人が作り上げたコンテンツの総称。例えば食べログやぐるなびなどの口コミサイト。その他ブログ、SNS。通販サイトのレビューなども含まれる。
例えばラーメン食べようと思って、池袋のおいしいラーメン屋さんにいきたいとしますよね。
昔は食べログやぐるなびなどもなかったのでおいしいかもわからないラーメン屋さんに一か八かギャブル精神でしか評価できませんでした。
でも今はどうでしょうか?
食べログやぐるなびだけでなくTwitterやInstagram、YouTuberなど自分がフォローしてる人が「ここおすすめだよ」みたいな感じで、客観的な評価を事前確認できるようになりました。
例えばラーメンでいえば「毎日ラーメン生活」を実践しているSUSURU TV.というYouTuberがいます。
ラーメン好きであればSUSURU TV.で紹介されたラーメン屋さんは非常に気になりますし、行きたくなるはずですよね。
このようにして芸能人がCMでお勧めするようなアプローチと違い、商品やサービスに対する信用の集まり方が個人に寄ってきている ことがわかります。
つまり、個人が活躍できる時代になったことで昔よりマーケティングの形がまるっきり変わりました。
ある意味、そのようなYouTuberはいい意味で素人感を出し続けた方が信用度も維持できるでしょう。素人だから信用できる と。
グローバル化とインターネットが生み出した世界は洪水のようにユーザーの選択肢を劇的に増やしています。
同時にその情報の波に揉まれてしまうことで正しい判断もしづらくなってきている傾向もあります。
だからこそ、自分と境遇が似ている個人をSNSなどでフォローするという習慣が広がったわけですね。
企業は個人をうまく活用できないとどうなるのか?
このようにして昔のように芸能人が言うことや企業が発信する情報に耳を傾ける人は減ってくると今後予想されます。
信用性が個人に寄ってきている時代の中で、企業が信用されにくくなったことは間違いありません。
つまり個人を起用しない企業ブランディングは費用対効果が悪いケースが多くなる とも言えるかと思います。
ですが個人が勢力を増した世の中においては実はいいことばかりではありません。
個人が影響力を持つと言うことはそれなりに詐欺まがいの人間も同時に増えている と言うことも言えます。
なので個人を起用する場合は炎上に気をつけるなど、よく打ち合わせした上でお仕事を進めていかなければなりませんよね。
筆者が好きな言葉でもある「大いなる力には大いなる責任が伴う 」というスパイダーマンのワンシーンにもある通り、まだまだ個人とタッグを組んで企業ブランディングとして広告塔になっていける方法は確立されていないのかもしれません。
そういう意味では個人と企業の相乗効果はまだまだは過渡期 だと思うところがたくさんあると筆者(@webnek0)は思います。
まだまだ金の卵的な個人を見つけ出せると思いますし、インフルエンサーマーケティング、UGCマーケティングに秘めたるパワーを感じずにはいられません。
企業はもうオワコンなのか?ブログやSNSで信用を勝ち取る
個人の発言権が強くなったことで、じゃあ企業自体が自己ブランディングすることはオワコンなのか?
いや、そんなことはないと個人的には考えるところ。
理由は企業だからこそ発信する価値を発揮できる表現の仕方があるからです。
それについてはその企業が長らく商売にしてきた専門性をそのまま世の中のユーザーに役立つ情報としてまき散らすことが極めて重要 だと考えます。
やはり企業として存続しているっていうことは飯を食っていけるほどユーザーに受け入れられていることは間違い無いですよね。
存在してるということは他の誰かに役立ってる証です。
だったらその専門性を発揮していけば広報的なアプローチとしても力はあるはず。
そうすれば口コミとして評判は広がっていくというシナリオも可能じゃないですか。
オウンドメディアでもアーンドメディアでも良いですが、役立つ情報を世の中に発信し続ければ特定の誰かは必ずファンになってくれる ものです。
ひょっとしたら、はじめはウザいなと思われるかもしれません。
でも諦めないことです。
たとえ最初は嫌われ気味でも、何度も発信すれば単純接触効果的にユーザーが心変わりしていき、そのうちコアなファンになってくれやすくなります。
あのiPhoneも最初は受け入れられないだろうと思われていたわけですし、どうなるかわからないもんです。
つまり、取り組みたいものがあるのなら行動を習慣化して成功するまで諦めないことが成功するコツになってくることだと世の中を見渡すと感じます。