こんいちは。
陸上ファンのみなさま。
現在ジャカルタで開催されているアジア大会において、注目の男子100mの予選が行われましたね。
ケンブリッジ飛鳥選手が無事準決勝に進出しました。
前回の記事では山縣亮太選手の記事を書かせていただきましたが、今回はケンブリッジ飛鳥選手の予選の結果をお伝えしたいと思います。
ケンブリッジ飛鳥選手は予選第2組に出場し、下記のように10.23の2着という結果でした。
順位 | 記録 | 選手名 | 国名 |
1 | 10.13 Q(予選通過) | YANG Chunhan | Chinese Taipei |
2 | 10.23 Q(予選通過) | ケンブリッジ飛鳥 | Japan |
3 | 10.57 Q(予選通過) | TSUI Chi Ho | Hong Kong |
4 | 10.62 Q(予選通過) | KHONGPRASIT Chayut | Thailand |
5 | 10.69 | ALKHALDI Saeed | Bahrain |
6 | 10.85 | BAIT QISAN Fatek Adnan Awadh | Oman |
7 | 11.65 | AHIRI Abdul Wahab | Afghanistan |
※風は無風
1着は台湾の選手ですね。
こちらのYANG Chunhan選手は若干21歳ながら、今年に入り100m10.11、200mは20.33という自己ベストを出している今勢いに乗っている選手です。
下記の予選第2組の動画をご覧になってわかる通り、1着のYANG Chunhan選手は終始落ち着いた走りで他を寄せ付けず、自己ベスト近い記録を出してレースを終えていることがわかります。
ケンブリッジ選手に関しては、スタートのリアクションタイムは少し出遅れている印象。
基本的にはケンブリッジ飛鳥選手は前半ではなく、後半の走りに伸びを見せてくれる後半型です。
今回の予選のレースの内容としてはあまり後半の伸びが見られなかった印象です。
いつもの力強い腕振りが特徴的でしたが、前にいる台湾の選手の意外な早さに少し硬くなってしまった可能性があります。
そのため、腕で無理やりゴリゴリと前に進んでいる感じがして、足がついていけてない部分が若干出たのではないかという風に見えます。
レース中、ケンブリッジ飛鳥選手は途中からレーンの左側に寄ってしまっていることから、前にいる台湾選手を意識して体が硬くなっている可能性がありますね。
準決勝では周りを意識せず、自分の走りに徹して素晴らしい走りを期待したいです!