でました。
桐生選手、ついにやりましたね。
順位 | 記録 | 選手 |
1位 | 9.98 (0.139) | 桐生 祥秀 (大学4年) |
2位 | 10.07 (0.138) | 多田 修平 (大学3年) |
3位 | 10.31 (0.147) | 竹田 一平 (大学3年) |
4位 | 10.32 (0.146) | 大嶋 健太 (大学2年) |
5位 | 10.36 (0.163) | 田中 佑典 (大学2年) |
6位 | 10.36 (0.149) | 川上 拓也 (大学4年) |
7位 | 10.41 (0.158) | 染谷 佳大 (大学1年) |
8位 | 10.51 (0.174) | 西村 顕志 (大学4年) |
2017年9月9日、福井県営陸上競技場で行われた日本学生対校選手権にて桐生祥秀選手(21)が100mを9秒台を記録しました。
記録は9秒98
この記録は追い風1.8mの公認記録
以前に関西学院大学の多田修平が9秒94をマークしていましたが、これは追い風4.5mだったため非公認記録として伝説となってしまいました。
しかし、今回はしっかりと公認記録で100m9秒台を出して非常におめでたいでと言いたいですね。
これまでの日本記録は1998年にアジア大会で記録した伊東浩司さんの10秒00でした。
それを100分の2秒更新する形となりました。
9秒台を出せた要因は?
では桐生選手が9秒代を出せた要因はなんだったのでしょうか。
僕なりの見解をお話しします。
まず、1つ言えることは天候条件が良かったことがいえるでしょう。
天気は晴れていて、動きやすい状況であると考えられます
何より一番インパクトが大きいものは追い風が1.8mあったということです。
風の強さは追い風2.0mを超えた風が吹いてしまうと非公認記録となってしまいます
なのでそういう意味で言うと風の条件が非常に良かったと言えます。
また、桐生選手は大学の間に海外でのレースや練習をし、積極的に海外への経験を積むことで日本以外の陸上競技のノウハウをじかに体験したことが9秒台につながったと考えています。
東洋大学の土江コーチと二人三脚で頑張っていたことが報われているんじゃないかと思います。
ジャマイカのアサファ・パウエル選手で有名なエクスプローシブスタートというスタートの一歩目から大きな歩幅で走る能力も身につけました。
また桐生選手はスタートして中盤にかけての加速力がものすごいものがあります
今回の9秒台を出したレースではその加速が、後半部分でも続いてうまくスピードをあまり落とさずにゴールを切れているように見受けられますね
桐生選手本人もレース終了後のインタビューでも言っていましたが、「9秒台を出してやっと世界のスタートラインに立てた」というふうな言葉がありました
この言葉からは、「ここからが勝負」という熱意が伝わってきます
桐生選手はまだ21歳ですし、まだまだ記録の伸び代があると思うので、今後が楽しみですね

「ウェブねこ」です。ウェブねこはもちろんハンドルネーム。本名は怖いのでまだまださらけ出す予定は悲しいことにありません。このブログは主に「自分が学んだ事」を発信しています。メインとしては「ランニング系」「陸上競技系」など運動を通じて健康増進を目指したいという人は当ブログを読んで損はないはず。ウェブねこについて気になった方はこちら