【短距離選手必見】スピードアップに成功したショーンメリットが200mを19秒74で走れた理由を分析

ラショーン・メリット選手といえば、世界陸上やリンピックの400mでいつもメダル争いに加わっている一流スプリンターです。

今までは400mに専念していたメリット選手は昨年2016年あたりから、200mにも本格参戦していました。

その記録は20秒の壁を軽々と破り、19秒74という自己記録を出しています。

この記録はオリンピックの選考会の準決勝で出したものになります。

そして、見事に200mと400mでリオオリンピックへ出場しました。

実はアメリカ選手が200m、400mの両方でオリンピックに出場するのは1996年のマイケル・ジョンション以来の快挙でした。

メリット選手はリオオリンピックの400mにおいては、43秒85で銅メダル。200mでは20秒19で6位にとどまったものの、200mでのスピードをアップさせたことで、確実に今後の競技人生で役立つことでしょう。

メリット選手の速さの秘密はなんなのでしょうか?

それではショーン・メリット選手の走りの秘密について解説していきたいと思います。メリット選手の走りの良さを参考にし、ぜひあなたの走りに役立てていただけたらと思っています。

メリット選手のは走りの特徴

まずはメリット選手の走りをご覧ください。下記動画はメリット選手の走りをスローモーションで横から撮影した映像です。

見て分かる通り、メリット選手は非常にコンパクトサイズなフォームで走りを展開していることがわかります。

400m選手らしい、無駄の少ない走りです。そうやって無駄がない走りだからこそ、高いスピードを維持したパフォーマンスを発揮できるのです。

しかし、コンパクトな走りだからと言って、決してストライドが狭いというわけではありません。

コンパクトな走りの中にもストライドがしっかりと広い走りができているのです。これにはある理由が関係していると僕は見ています。

メリット選手は腕振りが大きいから、走りが安定している

メリット選手の走りの特徴としてもう一つ注目していただきたいポイントがあります。

メリット選手の走りは、あまり上下左右に体がブレないのが特徴です。

それを実現させているのは腕振りです。

基本的に400m選手のようなロングスプリンターは、レース後半に余計な体力を消耗することを恐れ、腕振りを初めから小さくする傾向にあります。そうやって、なるべくリラックスした走りを心がける選手が多いのです。

しかし、メリット選手は動画でも見て分かるように、大きく腕を振るフォームになっています。これは400mのレースではなかなかできるようなことではありません。

他の選手にはない、大きく腕を振るフォームは200mでも400mでも、レースの後半戦には体がブレることを抑え、効率良く地面を捉えることにつながっていることでしょう。

そのためメリット選手から学べることとしては、腕振りの重要性を再認識し、足の動きと上手に連携をとっていくことを大切にしていくべきだということです。

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