僕は友達が少ない。友達は多い方がいいのか?コミュニケーションの心理学

「友達は多い方がいい」

よくそんなことを言う人がいます。

果たして本当にそうなのでしょうか。お笑い芸人のカラテカの入江さんは友達が5000人といいますね。本当にそんなに友達がいるのか。知り合ったら友達認定しているんじゃないか。

一回遊んだら友達としてカウントしているのではないか。それは入江さん本人にしかわかりません。少なくとも、自分の判断基準で友達が5000人とカウントしていることは確かでしょう。

一般的に友達になるとはある程度親密な関係になる必要があります。さすがに、一回知り合った時点で友達認定というのはありえない話と思いたいです。でも入江さんの友達は5000人ということを公言していることから考えると、それはありえますね。

友達作りのパターンは2パターンあります。

浅く広く友達ネットワークを構築しいていくパターン。もう一つは深く狭く友達ネットワークを広げていくパターンです。前者が良くないパターンで、後者は必要なものだと考えています。理由は浅く広くのパターンは薄いコミュニケーションに終わってしまい、深く狭くパターンは深いコミュニケーションまで到達できるからです。

当たりまえの話かもしれません。浅く広くパターンのように、仲が深まる手前で次の人間関係の構築をスタートしてしまうと、本当の意味で腹を割って話せる仲間ができないです。

浅く広く人間関係のを作り上げることしかできない人の特徴としてはリスクを恐れすぎるとか、トラブルを回避しすぎている人が多い傾向にあります。よく恋愛なんかでいうと、傷つくのが怖いから恋愛しないという人をよく聞きます。そのような人たちと非常に似ています。

リチャードライアンやヴェロニカという心理学者の著書にこう書いてありました。「ひたすら快楽のみを求め、痛みを避けようとする者には、深みや意味にかけた仲間のいない人生しか手に入らない」と。

僕はこの言葉を見たときは本当にその通りだなと、とても感心しました。はやり、友達関係にある以上は衝突やトラブルはつきものです。著書「嫌われる勇気」にも書いてありましたが、人生における大半の問題は人間関係にあります。

このことから言えることは、人間関係を軽視し、薄いコミュニケーションでいいやと思っている人は、ミスを繰り返し、いつまでも問題を解決できずにいるという負のスパイラルにハマっていくのだと思います。

だから、人との関係を重視しない人には本当に腹を割って話せる仲間がいない、孤独な人生しか手に入らないのだと思うのです。つまり今回の場合、深く狭くの友達関係を大事にすることのメリットとして、挫折経験などのような人生において重要な場面で支えになってくれる味方がいるということは、非常に心強いことです。

いざという時に頼りになる仲間がいるだけで安心感を得れることは、この記事を読んでいる方も既に知っていることだと思います。人との関わりは一生の宝です。人間関係を軽々しく捉えることは非常にもったいないです。

コミュニケーションの研究で著名な心理療法家であるポール・ワツラウィックは人との関わりについて、非常に納得のいく言葉を残しています。「私たちはコミュニケーションせずにいることはできない」と。

なので、せっかく相手が自分に対するコミュニケーションへの好奇心を向けているのに、人間関係を浅く終わらせてしまうことは相手にも失礼です。最初は相手の悪い部分だけしか見えない場合は苦しいかもしれません。

それでもコミュニケーションは深く継続する意思を持ち続けることに意味があるわけです。それは今後の自分の支えになってくれたりなど、良い影響を与えてくれます。人間関係を避けたり、楽しようとしたり、傷つくことを恐れるがあまり、チャレンジしないことによって人生に意味が感じられなくなるのです。

広く浅くパターンでは行動力がある証拠とも捉えられることもできますが、時間が経ったあるときに、ふと思うことでしょう。「結局何がしたかったんだろ」「ワクワクしない」みたいなことをきっと思うのです。広く浅くしか友達関係を築けない人は、今すぐにでも深く狭くを目指して人間関係を築いていくことをおすすめします。