こんにちは。
最近、スマホが普及し始めてリスティング広告市場においても、スマホへの対応が事業成果を上げる際に重要な要素の一つとなってきました。僕の仕事場では、多くの成果が出ているのデバイスがスマホよりになっている業種も出てくるようになりました。今回はそんなリスティング広告におけるスマホ最適化の重要性をお話ししていければと思います。
まだまだ伸びていくスマートフォン普及率
ニュースや皆さんの周りで感じていることだとは思いますが、 最近スマホを持っている人がすごく増えています。僕は今から約4年前にスマホに乗り換えました。
下の図を見てください。これは総務省の調査結果です。日本における各デバイスの普及率をグラフで表したものです。確認すると、スマホの伸び率がハンパないことがわかります。
平成24年の中盤でもう、約50%。平成25年には62.6%の普及率まで伸びています。このデータから考えるとまだまだ伸びていくと予想されるスマホの普及率。

一部で言われているのは今年、2016年にはスマホの普及率は70%を超えるのではないかという指摘もあるみたいです。このスマホの普及は日本に限った話ではありません。
リスティング広告の当事者はこのスマホの普及に敏感に反応し、スマホ向け対策を続けていく必要があると考えています。
広がっていくスマートフォン可能性
さて、スマホの普及は私たちの生活に一体どのようになじんでいるのでしょうか。スマホの登場で日常の色んな事が楽しくなったり、便利になっていきましたよね。買い物で利用したり、ゲームをしたり、道案内をしてくれたり。めちゃくちゃ便利です。
カメラの標準装備は当たり前になりました。どこでも綺麗な景色や物を撮影することもできるようになりました。
そしてそれを加工したりして、SNSを通じて世界中の人に共有出来たりと、自分のライフスタイルの中において手放すことのできない存在となっている人が多いと思います。
その豊かな体験こそがスマートフォンの特徴であり、私たちがスマートフォンに魅力を感じる理由なのかもしれません。こうした生活の中でのスマホによるウェブ接触時間を考えてリスティング広告を設計していくことが重要であるように思えます。
始まっているスマートフォン広告市場の戦争
我々、リスティング広告業界でひしひしと感じている部分ですが、スマホ向けのリスティング広告の激しい争いが既に始まっています。
中でも広告枠については、オーガニック検索よりも上(プレミアムポジション)に表示される広告枠 の争奪戦が繰り広げられています。
PCに関しては上位枠の数が多いです。Googleについては最大5つの広告枠。Yahoo!については最大6つの広告枠の上位争いが続いています。
一方でスマホの広告枠数ですが、Googleが最大2つ。Yahoo!が最大3つの枠しか持ち合わせていません。
とはいえ、スマホの方が広告枠が少ないからといってスマホに広告を出さないわけにはいきません。
人々の暮らしを考えると「パソコンを持たなくてもスマートフォンで十分」という考えの持ち主がいる以上、なるたけ早い段階でスマホ向けのリスティング広告の強化を行い、機会損失をなくしていかなければいけません。
